怪異事件の依頼があったその日、
高槻先生は勿論、休養中の佐々倉さんと一緒に現場へ行った。
そこは綺麗な花畑が有名で、その花畑に入れると言うものだった。
折角だから、帰りに寄ろう。と高槻先生が。
いつものように時間は掛かるだろうと思ってたけど、今回は手短に片付いた。
約束通り、俺達は花畑に寄った。
赤、白、黄色い、桃色。様々の綺麗な姿をした花に囲まれ、畑に続く丘まで歩く。
そこで記念写真を撮ろうと先生が薦めるものだから、仕方なく俺と佐々倉さんは写真に写った。
でも、別に、嫌ではなかった。
その後、俺と佐々倉さんは買い物に行く事になって、先生が待つ事になった。
それらが起きたのは、俺達が帰って来た後。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。