なんか最近幸せすぎる気がする

大好きなジェミンとも毎日一緒に過ごせて

幸せすぎて辛くなる

こんなこと当の本人にも言えずに

バカな僕はこの人に相談した


🦊「何それ気持ち悪」

😇「それは酷くない？」

🦊「いやいや、幸せすぎて辛い？バカか」

😇「ジェミナが触れるだけで消える気がする」

🦊「深夜にgood nightの単語から長文書くポエマーかよ」

😇「僕はポエマーじゃないし」

🦊「あ、でも…」

😇「何？」

🦊「幸せを壊したくないならジェミナだけ見てろ」

😇「う、うん」

🦊「じゃあな」

😇「会計どうする？」

🦊「後のこと考えて俺が奢ってやるよ」

😇「はい？」

🦊「これからは長い説教でも楽しんでね」


ってニヤニヤしながらロンジュンは会計を済ませて帰った

やっぱりカフェじゃなくて火鍋の方が良かったかな？

そんなことを考えながら

レシートをレジに持っていこうとしたら…


🐨「ジェノじゃん！」

😇「あ、ジェミナ」

🐨「2人で何してたの？」

😇「今僕1人だよ？」

🐨「2人だったじゃん」


ようやくロンジュンがニヤけていた理由がわかった

僕はなんでジェミンに言わなかったんだろう

こうなることが分かっていたはずなのに


🐨「場所変えてじっくり話そう」

😇「うん」


今の僕はジェミンの後ろを着いて行くしかない

僕達は会話もなく近くの公園に着いた


🐨「僕じゃ頼りにならないかな？」

😇「いや、頼りになるよ」

🐨「なら僕に相談して欲しかった」

😇「ごめん」

🐨「まだへチャニなら許せるけどロンジュンはダメなの」


これはどうやって返せばいいんだろう

僕の頭の中に浮かぶ言葉は全部ジェミンを怒らせそうだ

悩みに悩んで僕はこう返した


😇「ジェミナとの約束破ってごめんね」

🐨「約束…ね？」

😇「…」

🐨「聞いて欲しかったな」

😇「何を？」

🐨「ロンジュンがダメな理由」


本当だったら今すぐに聞きたいよ

でも怖いんだ

僕のその一言で段々と幸せが崩れそうで

本当に怯えているんだ

でも今は聞くしかない


😇「なんでロンジュンはダメなの？」

🐨「ジェノのこと僕の次に詳しいから」

😇「そしたらへチャニも…」

🐨「へチャニは僕とジェノのことよりロンジュンが1番だよ」

😇「でもロンジュンは嫌いじゃないでしょ？」

🐨「もちろん」

🐨「でも大事なことは一番最初に聞けるロンジュンはズルいよ」

😇「ジェミナ…」

🐨「喧嘩じゃないからね、この件は」

😇「うん」


あと一歩踏み出せば確実に喧嘩になるはず

でもジェミンは絶対に踏み込まない


🐨「ジェミンとナナどっちが好き？」

😇「はい？」

🐨「どっち？」

😇「どっちも好きだよ」

🐨「ちゃんと答えてよー」


正直に言わないとだよね

そんなの昔から答えは決まってることだよ

だって僕はずっとそっちしか見てないから


😇「ジェミン」


そしたら嬉しそうに笑うんだよね

笑顔が綺麗なジェミンが1番好きだよ


NEXT．