にしてもお2人さん教室帰ってくるの遅くね？

あ、どうも

世界を照らすロンジュンです

あと少しで昼休みが始まるんだけど

いつもならコンゴンズかドリムで弁当食べるのに…


☀「そんな暗い顔するなよ」

🦊「普通じゃね？」

☀「俺には暗い顔にしか見えねぇんだよ」


そう言ってヘチャンは俺に顔を近づけた

いつもなら「気持ち悪」とか言うけど

マジな顔して言うから黙るしかなかった


☀「ジェミンとジェノのこと気にしてるの？」

🦊「そりゃ帰ってくるの遅いから気にするよ」

☀「図星かぁ」

🦊「いや図星要素どこにもねぇわ」

☀「保健室行こーぜ」

🦊「でもさっき行った時は先生いなかったじゃん」

☀「次はいなくても入るよ」

🦊「それはダメだろ！」

☀「ロンジュンは真面目なんだから」


そう言ってヘチャンは俺の腕を掴んで

保健室に連れて行った

普通の女子ならキュンってなると思うけど

俺はキュンとはならない

それより腕が痛いということしか頭に入らない

するとヘチャンの足が止まった


☀「抵抗しないの？」

🦊「は？」

☀「わざと力入れたのに」

🦊「別に痛くなかったから大丈夫だよ」

☀「嘘つけ赤くなってるじゃん」

🦊「言われてみれば…」

☀「保健室に行かねぇとな」

🦊「う、うん」


本当は痛いはずなのに

俺の口からは大丈夫としか言えなかった

多分それはヘチャンのせいだ


☀「まだ先生いないじゃん」

🦊「やっぱり教室戻った方が良くね？」

☀「よし入るぞ」

🦊「おいコラ！」


気づけばヘチャンはドアを開けていた

怒られても知らねぇからな


☀「あのカーテン中覗こ！」

🦊「寝顔が撮れるなら一緒に覗くよ」

☀「ネタになるもんな」

🦊「うん」


思い切って閉まっていたカーテンを開けると…

ジェノが寝ていて

ジェミンは隣でジェノを見つめていた


🐨「😬☝️ｼ━━━ｯ」

🐨「もう少し寝かせてあげて」

☀「じゃあ離れた所で話そうぜ」

🦊「そしたらジェノも寝れるしいいじゃん」

🐨「それは出来ないよ」

🦊「なんで？」

🐨「ジェノが僕を離してくれないからね」


2人は手を繋いでいた

前から思っていたけどこの2人は何か違う気がする

俺たちと一緒にいても別の世界にいる

前にジェノが言ってたかな？

「僕たちには僕たちだけの世界がある」って

多分それだ

ヘチャンは分かってないと思うけど

俺には分かった気がする

ジェミンとジェノの関係性が変わったことに


🦊「僕たちには僕たちだけの世界がある…かぁ(小声)」


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