余裕が無くなるのはこういうことなんだね
俺は珍しく遅刻せずに教室に入ったら
みんな黄色い声上げてるじゃん
しかもジェノの後ろの席の子泣いてたし
何が起きたんだ?
🦊「説明が必要でしょ?」
☀「うん」
🦊「実は…」
ロンジュンの話を聞いて色んなことが分かった
まずジェミンとジェノが付き合ってること
そしてジェミンに余裕がなくなったこと
それと、あの女の子がジェノが好きってことだね
☀「俺付き合ってたこと聞いてないわ」
🦊「普通の人なら見て分かるでしょ」
☀「バカにしたな?」
🦊「してねぇよ」
☀「でもお互いライバル削除出来たからいいじゃん」
🦊「そうなんじゃね?」
俺にも余裕が無くなることあるのかな?
とか考えながら席に座ると…
🦊「へチャニなら大丈夫だよ」
☀「当たり前のように俺の隣に座るよね」
🦊「ダメなの?」
☀「ダメとは言ってねぇよ」
それよりあの手紙を渡してから
返事も何も無いよね
珍しく本音を言ってみたのに
🦊「返事欲しかった?」
☀「欲しいよ」
🦊「大好きだよイドンヒョク」
☀「棒読みなのでやり直し」
🦊「もう言わないよ?」
☀「おいコラ」
🦊「ジェノってロールキャベツ男子よな」
☀「食べ物で例えるなよ」
🦊「じゃあムッツリ」
☀「でもジェミンの前では受けじゃない?」
🦊「受けと見せかけての攻めも面白い」
☀「お前腐男子なん?」
🦊「純粋少年ロンジュンです」
でもジェノの攻めも見てみたいのは分かる
今のジェミンなら攻めてもいいと思うけどな
まぁ、こんな話はロンジュンとしか出来ないよね
NEXT.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!