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第1話

Prologue
200
2021/09/30 17:59
5年前…




























私には片想いの男の子が居た。

彼の名は   るぅとくん

彼は歌い手をしていて、よく私に歌を

聞かせてくれたものだ。

ある日、るぅとくんが学校を休み続けて…

お家へ行くと、肺癌で入院中だと知った。

彼はあの優しいメロディーで詩を歌えなく

なってしまい…その1年後

死んでしまった。
死ぬ前に彼がお願いした言葉

「あなた、歌い手になって。」

「あなたは歌が上手だから。」

「僕の代わりに歌を歌って。」

「天国で聞いているね( ´∀`)」

最期に見た笑顔だった。その後…

るぅとくんは死んでしまった。
私は今日も歌い手活動に専念する。

私のお歌を好きだと言ってくれた、

あの、るぅとくんに向け。夢に入る
そうすると、緊張がしないから。

るぅとくんのお陰で登録者数は、

400万ちょい。ねぇ、見ている?

また、会えないのかな?いつか…

再び、会いたいから。
私のお歌は君の為に用意され、君の為に作られた
胸を張って言いな。僕だけのものだって。いつしか
      貴方が私に言ったように。

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