今日も、いつも通り退屈だった。
ただベッドに座ってるだけの毎日。
たまに検査とか色々あるけど、ワクワクすることはこれっぽちもない。
昨日の事も、___幻だったんだろうなって思ってる。
死ぬことに対して、知らず知らずのうちに衝撃を受けていて、夢に出てきたんだろうなって自分に納得させた。
___が。
日が落ちて、時計を見るとそれなりに夜になったと分かるくらいの頃。
そうなんだ。
本当に、夢ではないんだ。
一人じゃないんだ。
うそ、泣いちゃった!?
反応薄ッ
死神って、そういうもんなのだろうか。
ま、来ないよりはましだけど。
なんにもわかってない。
これじゃあ、これ見てよっていってチラ見して終わりってのとおんなじだよ!
普通人間なら分かるでしょ......
あ、人間じゃなかった。
分からないけど、この人は死神なんだ。
それは気になる。
でも、死神のやることって、やっぱり魂集めとか......?
......でも、相手は答えることなく、意味深に微笑んで、「また明日」と言って、窓から飛び降りた。
......飛び降りた!?
慌てて窓から見下ろしてみると、そこには誰もいなかった。
これからちょっと文字数減るかもです今んとこ1000字は越えてますそれ弱になるかと
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。