第14話

紫耀…
1,868
2018/09/15 06:51


朝でごさいますよ、おはようございますよ





いつも通りの朝、



今日も紫耀よりは早いけど待ち合わせ時間ギリギリ、アウトでした



廉がはやすぎんだよぉ…




あなた

はぁ、はぁ…。お、おはようっ

廉
だからさぁ…お前の家が1番近いやろぉ?なのになんで時間すぎとるねん
あなた

いーじゃんっ!紫耀よりは早いし、!

廉
そーゆー事やなくてっ
紫耀
紫耀
おはよう!!
あなた

あ、おはよう!!紫耀!

廉
はよ…
あなた

ほらもう、廉なんか置いといちゃって、行こう!紫耀!

紫耀
紫耀
だな!
廉
おい、待てい!



グイッ







へ?なんだ?



廉
おいコラ、何2人で仲良く並んで歩いとんねん
あなた

ッ…ごめんぅ…

紫耀
紫耀
え?なに?
廉
コイツ、俺の彼女になったんや!
紫耀
紫耀
は………?
あなた

あのっ、廉と…付き合ってるの

紫耀
紫耀
え…ほ、ほんまに?
廉
おう。嘘つかへんよ
紫耀
紫耀
え…そ、そっか…。あ、おめでとう、!
あなた

その、紫耀!
別に、うちらのこと気にしなくていいからね!
いつメンなんだから、3人でずっといるんだから!

紫耀
紫耀
そう…、だなっ。
廉
ごめんなぁ?俺たち、なんもイチャイチャせんどくから!
紫耀
紫耀
さ、さっきしてたやん!あなたの腕引っ張って
廉
あぁ、あれは気にせんでええで!
あなた

そうそう!
普通に、うちら付き合ってないって思ってていいよ!

廉
いや、それも困るで
あなた

そう?まぁ、いいや。とにかく行くよ!

紫耀
紫耀
だな!行くぞ行くぞー!




よかった…。



普通に、接してくれた。




それだけで、嬉しい。






だって私達3人いつメンは、永久不滅なんだからっ!














けど、そう思えたのも、長く続かなかった。




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