元気を出させるためか、勢いよく手を引っ張り、どこかへ走り出す
(お待たせしました〜)
そして次のお店は〜?
んで、お揃いの服も買って、
そろそろ遅くなってきたから、帰りまーす
近いんで、歩きです
めっちゃ混み混みだし…歩きずらい
なんか、めっちゃ男らしく見える。
ほんとに今日は、すごく紫耀に助けてもらってるな…
いつも、なんだかんだ言って、紫耀はすごい心配してくれるし…優しいんだ…
廉みたいに…助けて、くれるんだ…
あぁ、もう、廉の事は忘れるの!
今、今…後ろに歩いてる男の人?に腕を掴まれながら、歩いてる…
ほどこうとしても、離れてくれない…
何?
やだ…、
こわいっ…
紫耀に助けを求める?
でも、紫耀は気づいてないっぽいし。
迷惑ばっかかけてる。
自分で、何とかしなきゃ。
お願いだから…離れてよっ、
気づいてたの、?
どうしてこんなに、
助けてくれるの…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。