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2020/10/10

第3話

NO.2
入学式も無事(?)終わり、寮に帰ろうとしていた。

自分の寮の鏡の前に立ち、入ろうとした瞬間誰かに呼び止められた。

後ろを振り向くと指定暴力団オクタヴィネルの寮長と、かの有名なリーチ兄弟がいた。

え?なに?俺、リンチにあうの?

アズール「あなたが、あなた・フランソワさんですよね?」

あなた『ひっ…えと…そうですけど…』

イグニハイド寮生っぽく怯えて対応する。

アズール「そんなに怯えないでください。実はあなたにお願いがあってきたんです。」

あなた『…え、お願いって…ナンデスカ』

片言になりながら頑張って応答する。ま、全部演技だけど。

アズール「ここでいうのもあれなんで、VIPルームで話しましょう」

ええ…マジか。出来るだけ行きたくないんだけどな…

……なんて言わず、

あなた『……………………わかりました。』

素直に聞き入れ、オクタヴィネル寮の鏡へと入った。

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オクタヴィネル寮 VIPルーム

アズール「さて…本題に入るんですけど…」

ゴクリと喉が鳴る。

アズール「あなた、カリムさんに貰った綺麗な石を使ってなにをしたんですか?」

あなた『へ?』

そういえば、この間カリムに…

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カリム「おーい!あなた!」

あなた『…ん?どした?カリム』

カリム「これ、やるよ!!」

あなた『え…この石…』

カリム「ガーネットっていう石とルビーっていう石を見つけたんだ!これを使ってなんか作ってくれ!」

あなた『……ん?アクセサリーだったらなんでもいいの?」

カリム「ああ!ジャミルにあげたいんだ!」

あなた(…ああ。なるほど、そろそろジャミル誕生日か)

あなた『…いいよ。ピアスかブレスレットにして作ってみるよ』

カリム「おおっ!ありがとな!」
--------------------回想終了--------------------
別に隠すこともないし、言うか。嫌な予感しかしないけど…

あなた『あ…あれはジャミルさんにあげる用にカリムさんがくれたんですよ…。』

アズール「へぇ…何にして差し上げたんですか?」

あなた『…えと…ピアスにして…あげました…』

フロイド「ふ〜ん…やっぱりラッコちゃんのいう通りだったねぇ」

え…カリムのいう通りだったって…まさか…

あなた『あの…もしかしてお願いというのは…』

ジェイド「おや。お気づきになりましたか?」

アズール「あなたさん。あなたに僕に合うようなアクセサリーを作って欲しいんです。」

ですよね〜…

アズール『もちろん対価は支払いますよ」

対価か…対価、いらないんだよなぁ…

あなた『あの〜…対価、いらないです。』

アズール「へ?」

リーチ兄弟「へ?」

3人とも間抜けな声、出してやんのwww

アズール「えと…どういう意味ですか?」

あなた『そのまんまの意味です。対価なんてなくても作りますよ。」

真剣な顔つきでいう。

しばらくすると、

アズール「…そうですか。わかりました。あまり借りは作りたくないんですが…いいでしょう。対価なしでも作ってくれるんですね?」

アズールの方から折れた。

フロイド「アズール!?」

ジェイド「……珍しいこともあるものですね…」

双子が困惑してる。まぁ、無理もない。あのアズールが折れたのだから。

アズール「この石から作っていただきたいのです。」

出てきた石はとても綺麗だった。

淡緑色、緑色、帯青緑色、黄緑色の4色のクリソプレーズという石だった。

あなた『…わかりました。ちなみにアクセサリーだったら、なんでもいいんでしょうか…?」

商人のように質問をする。

アズールはきちんと質問に答える。

アズール「あ〜…そうですね…ブレスレットとかネックレスみたいに服で隠せるものがいいです」

あなた『……OKです。わかりました…。では出来上がり次第、届けさせるということでいいですか…?』

出来るなら早く帰りたい…そんな気持ちを込めていう。

しかしアズールさんは、とんでもない爆弾を放った。

アズール「いえ。あなたのユニーク魔法で作ってる所が見たいので、此処で作ってもらいます。」

あなた『……は?』

思わず間抜けな声が出る。

フロイド「あはっ♩カワハギ君、すんごい顔してる〜」

ジェイド「おやおや…しかし、僕もあなたさんのユニーク魔法、気になりますね」

この双子は止めてくれそうにない。

どうしよう…

アズール「おや?此処で作っていただけないんですか?」

あなた『あの…作るところは企業秘密なので…』

アズール「……………………ジェイド。」

ジェイド「おや…僕の出番ですか…」

そういうと、ジェイドは俺の側まで来ると、くいっと顎をあげ、息がかかるくらい近くまで顔を引きつける。

まずい…ジェイドはユニーク魔法を使う気だ…!

右目の黄金の瞳を逸らそうとしても逸らせない。むしろ引き込まれてゆく…

ジェイド「そんなに怯えないで。あなたの秘密を聞くだけです。かじりとる歯。ショック・ザ・ハート『あなたは何故、ユニーク魔法を隠したがるんですか?』」

あなた『あ…あ……』

と間抜けな声だけがその場で響く。

ジェイドがもう一度問う。

ジェイド「もう一度言います。『あなたは何故、ユニーク魔法を隠したがるんですか?』」

あなた『……自分のユニーク魔法を悪用されるのが嫌なんですよ…』

ジェイド「……ほぅ…。……と言うと?」

あなた『俺のユニーク魔法は物を具現化する魔法だから、知られたら悪用されやすいんです…だから隠すんです……それに…』

ジェイド「…?それに?」

あなた『俺のユニーク魔法を知ったら、あんたら絶対悪用するじゃん…』

ああ…遂に言ってしまった…俺の本音…

フロイド「……ブフッ、あはははは!!こいつ、おもしれ〜!俺ら居んのに堂々と本音言ったぁ♩」

あなた『本音言わせたの、お前らだろ!!』

あっ

フロイド「……は?」

ジェイド「おや?」

アズール「……へぇ…」

……………………やっちまった……