〜youside〜
?「チュッ」
私は口に何かが当たる感覚がして目が覚めた
マホトかな?なんかこういうのされるの久々だなぁ〜
なんか少しだけ嬉しくなり、ゆっくりと目を覚ますと
そこに居たのは
〜Jinside〜
家に帰ると可愛い顔で寝ているあなたがいる
俺はこいつが好きだ。大好きだ。
俺はあなたが寝ているソファーに近寄った
白い肌、赤みがかった唇、細い腕
すべてを俺のモノにしたいと思った
多分この一言は口に出してしまったと思う
あっそうだ
俺のモノにしよう。
そう思った瞬間俺は彼女の口にキスしてた
すると彼女は眠そうな目をうっすら開けて
と小さな声でで囁いた
そこから俺はもうとまらなくなった
そういった彼女の唇を俺はまた奪った
そして深いキスをした
?「ガチャ」
ドアが開いた
そこには
マホトが驚いた顔をして立っていた
俺はその声で目が覚め、キスをやめた
そっと彼女に視線を移すと泣いていた
〜youside〜
何故か私はジンくんにキスされていた
私には恐怖が襲った
いつも優しいジンくんが私が嫌いな大っ嫌いなあの人に見えたから
またやられる、そう思うとあの時の記憶が脳内で再生される
あの時を思い出し、恐怖て何も抵抗ができなかった。
涙を流すことしかできなかった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。