姫山side




松田　「　それは 、お前に聞いたって言ったら

　　　　　　　　　俺の知らないとこでまたお前が

　　　　　　　　　傷つくかもしんねぇだろ ？　」




　　元太 … そんなこと心配してくれたんだ 、




　　　『　そこまで考えてくれたんだ 、　』




松田　「　あなたの事守るって約束したからな ！　」




　　元太は笑顔でそう言って最後の一口を平らげた 。


　　もぐもぐしながら片付け 、


　　口の中が無くなって 、元太が 、




松田　「　ほら 、ひめも早く食えよ 〜 ？　」




　　そんなふうに言ったあと 、


　　私は元太の座る隣に腰を下ろし 、


　　唇を重ねた 。




松田　「　… ！？　」




　　　『　… ///　』




　　唇が離れると 、


　　元太は少し驚いた顔をみせたあと 、


　　笑顔でこういった 。




松田　「　お前なぁ 笑

　　　　　　　自分からキスしに来といて

　　　　　　　俺より照れんのやめろよ 笑　」




　　　『　だ 、だって … 恥ずかしくなっちゃって 、　』




　　元太は




松田　「　可愛すぎだろ 、　」




　　ため息と同じようにそう吐き出したあと 、


　　今度は元太から唇を重ねに来た 。




　　　『　… ！？ ///　』




　　唇が離れたのと同時に 、


　　昼休みの終わりを表すチャイムが鳴った 。




松田　「　あ 、やべ ！　」




松田　「　ひめ ！ 行くぞ ！　」




　　　『　えっ 、ちょっと待ってよ 〜 ！　』



　　片付ける私を置いていこうとする元太 。


　　さっさと片付けると 、すぐに元太の元に


　　駆け寄って2人で教室まで走った 。


　　廊下を走ったのは初めてかな 。


　　好きな人と一緒にいられる時間は


　　こんなにも幸せだったんだ 。





　　　『　元太 、大好きだよ　』




松田　「　急にどうしたの 笑 俺も大好きだけど 笑　」




　　そう返してくれる元太でさえも


　　愛が溢れそうだ 、






　~　END　~

　　読んでくれてほんとにありがとう！

　　新作 出しました ！

　　読んでください ！！




　　読んでくださると作者めちゃくちゃ喜びます ！