進路はなんとか決まってただただ受験に向けて勉強
外はもう冬前で学校でも塾でもピリピリしてる状況
気合いを入れ直すため私は海に向かった
海には人が2.3人ほどで少なかった
その中にまた全身真っ黒でマスクしてる人がいた
また音楽を聞きながら定位置について眺める
㌧㌧
その人はあの全身真っ黒人間だった((言い方
差し出した手には私のカバンに吊るしてあったキーホルダー
フードを被ってマスクをしてる上に前髪が目のぎりぎり
全然顔が見えなくてさらに不審者感up
全身真っ黒人間が突然話しかけて来てビックリ
こんなこと聞いてくるなんてもっと警戒心上がったわ
一応答えとくか
私の言葉を聞くと全身真っ黒人間は前髪で隠れそうな目を少しびっくりしたように開けた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!