第9話

ありがとう
415
2019/04/20 14:19
俺達4人は、急いであなたと蘭がいる病院へと走った。
そらちぃ
そらちぃ
あなた!?
蘭
あ、皆、、、
蘭の目は真っ赤に腫れ、頬には涙の跡が残っている。
そらちぃ
そらちぃ
で、何があったんだよ!?
蘭
散歩してて、道に出たら、トラックが突っ込んできて......うぇぇぇぇんん。・゚・(ノД`)・゚・。
エイジ
エイジ
蘭落ち着け......
そういってエイジは、蘭の背中を擦る。






























どれだけ時間がたっただろうか。








誰一人言葉を発する事なく、鼻水をすする音ばかりが響いていた。




























手術中の、ランプが消え、医者が出てくる。
そらちぃ
そらちぃ
あの!あなたは!?
医者は、うつむき首を横に振る
医者
最善は尽くしましたが、残念ながら......
そらちぃ
そらちぃ
なんでだよ......
リクヲ
リクヲ
あなた......
ツリメ
ツリメ
ぅ...グスン......ぅっうっ
蘭
.............グスンッ
エイジ
エイジ
あなた......
それから、俺ら5人は、あなたが眠る部屋へとついていった。
蘭
...あなた...........
そらちぃ
そらちぃ
あなた......?
そらは、眠るあなたの元へ駆け寄っていく
顔にかけてある白い布をめくると、顔の至る所にあざや傷がついていた。












だが、表情は落ち着いていて穏やかだった。






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