第60話

わらびもち🏀🐱💕さんのリクエスト
6,107
2020/02/10 12:59
?「はぁ…はぁ…」
微かに聞こえる謎の声。
どのくらい寝てたのかな?
今日はマサイとデートで買い物してたんだよな。
マサイがトイレ行って俺は近くの椅子に座ってて。
あれ?
その後何してたっけ?
全く記憶がない。
ゆっくり目を開けると薄暗い天井が見えた。
ここはどこだ?
まだ寝ぼけてるのか視界がボーッとする。
マサイ?
マサイはどこにいんだ?
横をキョロキョロしてみても
特にこれといった物が置かれていない。
まるで倉庫みたいだ。
シ「?!」
突然、足を触られた。
ゆっくり曲げられ開かれる。
というか、俺もしかして
服着てない?
寒い。冷たい。
開かれた足の間に誰かが入ってきた。
誰?
そう言おうとしたが口が開かない。
ガムテープで塞がれている。
なんなら腕もロープで縛られている。
?「はぁ、可愛いねぇ///遠くから見るよりずっと可愛いよ///シルクくん♡」
ようやく意識がハッキリしてきた。
首だけ上げてその相手を見た。
スーツにメガネ、髪もしっかり分けられた
いかにも真面目そうな男性。
シ「ん、んん?!んんん!!!」
お前は誰だ?!何してる?!
口を塞がれているため言えない。
男「僕はずっと君のことが好きだったんだ♡会社では成功するたびに期待と嫌味が増えていく。同僚や後輩の女子が金目的で近づいてきては妻に軽蔑される。しかしどうだ!シルクくん、君は一切そんなこと言わない!マサイくんがモテモテでも嫌味も言わず、ンダホくんが結婚してもバカにもせず、モトキくんやぺけたんくんのやりたいことを否定せず、ダーマくんやザカオくんの仕事を応援している!きっと君なら僕のことも受け入れてくれるだろう!」
こいつが何を言っているのか
全く頭に入ってこなかった。
人なんてそれそれ違う。
俺だってメンバーの嫌なとこくらい見たことある。
メンバーと喧嘩したことだってある。
でもそれを乗り越えて今の俺たちがあって
俺はメンバーを認めている。受け入れている。
シ「んんん!んんんー!」
男「ああ、ごめんね!今外してあげるね♡」
ガムテープを剥がされやっと口が開いた。
シ「ざっけんな!なんで知りもしないあんたのことなんか受け入れなきゃいけねーんだ!」
キッと睨みつける。
しかし相手は顔色一つ変えない。
男「いいの?そんなこと言って♡」
目の前に出されたのは俺のスマホ。
そして画面にはFischer'sのグループLINE。
そして打たれた各メンバーへの非難の文字。
男「言うこと聞くなら消してあげるけど…分かってるよね?シルクくん♡」
下ろせば送信される位置に指を置かれる。
断れば思ってもないメンバーを侮辱する言葉が
一斉にみんなへ送られる。
嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ!!!
シ「…っ、何すればいいんだよ」
男「ふふ♡物分り良くて嬉しいな♡じゃあここでオナニーしてよ」
いきなり飛び出たその言葉にどう反応すればいいか分からなかった。
男「解くけど逃げないようにこれつけようね♡」
首に首輪を付けられる。
鍵をかけられ鎖も繋がれ絶対逃げないようにされた。
ロープを解かれ一応首輪を引っ張ってみたが
ビクともしない。
男「さ!いつでもどうぞ!自分の好きなように弄っていいからね♡」
俺は早く終わらせるためにモノを握った。
マサイを思い出して。
マサイの体、マサイの顔、マサイの声、
いつもシてる時のマサイを思い出して。
シ「ん、あぁっ///はぁ、ん、くっ///」
男「へーシルクくんはいつもそんな風に抜いてるんだ♡何を考えて抜いてるのかな?♡」
男の声なんて入ってこない。
マサイに触れたい。
マサイとシたい。
シ「ん…ふぁっ///あ、マ…サイ…っん///」
思わず口に出してしまった。
男は聞き漏らすことなくニヤッと口角を上げた。
男「マサイくん?もしかして、シルクくんはマサイくんが好きなの?」
やってしまった。
俺とマサイが付き合っているのはメンバーしか知らない。
男「そっかー、マサイくん。『俺のシルクくん』に手出してんのか。」
さっきまでニコニコしていた顔が突然
何かを恨んでいる。今にも殺してしまいそうな目に変わった。
男「ねえシルクくん、僕とマサイくんどっちが気持ちいいかな。」
男は俺の中に指を2本無理やり入れた。
シ「い…痛い…」
男「あ?痛い?気持ちいいの間違いだろ?」
さっきまでの口調とは裏腹に
怖い、ヤクザのような声に変わった。
男「へっ!嫌がってる割に濡れてきてんぞ‪w」
指を抜いて目を前に濡れた指を出される。
それがすごく恥ずかしい。
シ「や、やめろ…///あ、いやぁ///うっ、ひあっ///」
穴を広げられ男の舌が入ってきた。
男「ちゅぱ、くちゅ///ぴちゃ、これだけ濡れりゃ入んだろ」
そう言って男はズボンを脱ぎ始めた。
シ「は、ちょっ///何して///」
男「あ?入れるんだよ。分かんだろそれくらい」
男は自分のモノを取り出し穴に当てがった。
それだけでもマサイと違うモノの感触にゾッとした。
シ「い、いや、いやだ!マサイ!マサイ助けて!」
俺が泣きわめくと男は舌打ちをして中に一気に入れた。
男「マサイ、マサイって…てめーそれでもリーダーかよ」
へ?
男「仲間に頼ってばっかでそんなんじゃマサイくんにも飽きられるときが来るかもな‪w」
シ「ひっ、やぁ///動かないで///」
男「あ?気持ちいいならそう言えよ‪w彼氏以外のち〇こ入れられて気持ちよくなってますーって‪w」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
マサイ、助けてよ。
なんで来てくれないの?
俺のことなんてどうでもいいの?
男「ちなみに、あいつらは助けに来れないと思うぜ‪w」
シ「あ、ん///なん、で」
男「ここは東京じゃねーからだ‪wどこかは言わねーけどな!あと、シルクくんの携帯電話は…海へポチャン♡仮にGPSがついてたとしたらシルクくんは海へダイブしたことになるだろうな‪w」
なんでそこまでする…?
男「さて、俺も本気出そうかな!この為に1ヶ月間溜めてきたんだ。ちょっとやそっと出したくらいじゃ終わんねーっよ!!!」
シ「んにゃあああ/////」
男は突然早く動き始めた。
パンパンとリズムよく奥に突かれて頭がチカチカする。
シ「ひ、ぃっ///やめ、とまっ///てぇ///やだああ///」
男「あは♡気持ちいいよシルクくん♡すぐ出そうだ///ほら、俺の愛を受け取ってくれ♡」
そう言うと男は中に大量の液を流し込んだ。
シ「ひっ、いやぁ///やだ、やめてよぉ///」
男「は?辞めるわけないじゃん‪wずっと望んでいたんだこのこと♡シルクくん、君を独り占めする日をね♡」
男はまた動き出した。
さっき出したとは思えないでかさで俺はずっと気分が悪い。
男「ほら、シルクくんも出しなよ♡気持ちいいんでしょ?♡」
男にモノを握られ上下に動かされる。
シ「ひやぁ///や、らめぇ///やなのぉ///」
マサイじゃない男の手はすごく気持ち悪い。
マサイはこんなじゃない。
もっと優しくて細く長い指で気持ちよくしてくれる。
男「へー、こんなにビクビクしてるのにまだ我慢するんだ‪wじゃあこれは?」
シ「ふぁあああ///」
先端をグリっと押されて俺はイった。
男「はは♡やっとイった…あ?」
俺はその後意識を手放した。
男「んだよ…寝てんのか。まあいい、体を借りればいいだけだ」
俺が目を覚ますのはいつになるか。
疲れとショックでしばらくは意識不明。
夢にはいつもマサイが出てきて2人仲良く幸せに暮らしていた。

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