臆病な彼女は七魔牙(マギアルプス)に目をつけられる
去年……
(〇〇:…あんな大勢に囲まれるなんて、流石イーストン魔法学校のレアン寮〝七魔牙〟(マギアルプス)…)
(〇〇:…まぁ…私には関係の無い話だけど…)
(〇〇:マギアルプスには絶対関わらない方が良いな)
現在……
(〇〇:…何で…)
(〇〇:何で、同じクラスになったのよ!?)
(〇〇:……私の学園生活…終わったわ…チーン)
(〇〇:…そうだ…引きこもろう…( ・_・ ))
「アベル:アビス…どうしたんだい?」
「アビス:………いえ…何でも有りません」
「ワース:?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!