宏太「涼介、俺ら席外すから仲直りして」
涼介「んで俺なんだよ…」
宏太「なんで喧嘩してるのか分かってるでしょ?自分が悪いって」
涼介「チッ…」
雄也「あなた、無理しないでよ?」
あなた「ごめ、ありがと、、」
スタッフさんたちにいろいろお話をしに行った2人
そして、気まづい空気の2人
あなた「あ、涼介…?」
涼介「あ?」
あなた「その、、言わなくてごめん、、」
涼介「別に、、」
あなた「あと、、その、、」
ズキンッ_____
あなた「いッ、、!」
涼介「おい、あなた!大丈夫か!」
あなた「りょ、、ごめッ、、」
涼介「しゃべんな、」
涼介は直ぐに私の隣に座って体を包み込むように抱きしめてくれた
涼介「大丈夫だからな、、ごめんな、、」
-----大丈夫
-----ごめんな
その言葉が嬉しくて…
腹部を押えてる私の手の上に自分の手を添えて、もう片手は背中を摩ってくれた
段々痛みは引いていった気がした
涼介のおかげで撮影中はなんとか耐えることが出来た
でも…
仲直りしたという訳ではなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。