3日目が経とうとする。
夜8時
奇跡が起こりました。
その時ジンのそばには私しかいませんでした。
私はウトウトしながらジンの手を握っていました
すると突然左の薬指が
ピクッ
と動いた
それから少しするとジンが
と少し苦しそうな声を出したので
私はナースコールを押しました。
先生が来たときにはジンは意識があるようでした。
ジンは小さな声で私に反応をしました
私はその間にみんなに連絡をした。
ユンギがすぐに駆けつけてきた、
ユンギは私を抱きしめた。
ジンのほうが優しくて背も高いけど
ユンギなりの包容力があった。
ジン、お疲れ様よく頑張ったね。
たった12%の確率なのに
その12%の中にジンは入ったね。
よかった、ほんとに良かった。
それからジンはみるみる回復していき、前の生活が送れるほどになった
そして、今日バケモノの世界へ行っておじさんに報告しに行く。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。