両想いって何!?ってボケてる場合じゃなかった
鳴上「あなたの下の名前ちゃん、何があっても守るし絶対に大事にするから私を信じて?」
嵐くん、凄い真っ直ぐな目に真剣な顔…
あなたの下の名前『うん…信じるよ』
鳴上「ε-(´∀`*)ホッ…」
あなたの下の名前『それで、付き合ったら何したらいいのかな?!』
鳴上「一緒にお昼食べたり勉強したり出かけたりメールや電話したりするのよ♪」
なるほど…それなら出来…
いや待てよ…
あなたの下の名前『嵐くん、それ付き会う前から普通にやってるけど…』
鳴上「あら、恋人同士になってもやるのよ〜?お出かけだって友達とのお出かけじゃなくってデートだし、友達とは絶対にしないことだってたくさんあるから私に任せて♡」
あなたの下の名前『色々あるの?』
鳴上「ええ、まずは付き合った記念にツーショットよ♪」
あなたの下の名前『ツーショットってベッタリくっついて写真を撮るやつでわ!?』
鳴上「あなたの下の名前ちゃん、漫画の見すぎよ♪ベッタリなら恋人じゃなくってもするでしょう」
あなたの下の名前『た、確かに…』
鳴上「ほらほら、撮りましょう♡」
この後の嵐くんとめちゃくちゃツーショットを撮った
問題はツーショットを撮り終わっあとだった
何故かテーブルの上に押し倒されて覆い被さるように私を楽しく見下ろす嵐くん
あなたの下の名前『あ…あ…嵐くん///!?』
鳴上「なぁに?」
あなたの下の名前『わ、私を食べても美味しくないよぉぉぉぉ(ºωº;≡;ºωº )!?』
鳴上「やぁね、まだ食べないわよ♡」
"まだ"とは何です?!
あなたの下の名前『美味しくないです~( ߹ㅁ߹)』
鳴上「(*´ ˘ `*)ウフフ♡あまりに可愛いから意地悪しちゃったわ。ごめんなさいね」
そう言って嵐くんがチュッっとおでこにキスをした
あなたの下の名前『もう(⸝⸝› ⤙ ‹⸝⸝)』
鳴上「可愛い~♡」ムギュッ
あなたの下の名前『…///』
嵐くんは意外と意地悪っ子だった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!