次の日の学校の昼休み
私はお昼を食べながらこう思った
何故、私は凛月くんを膝枕しているんだろ…?
あなたの下の名前『…(・-・)スンッ』
凛月「…Zzzz(̨̡⸝⸝-𖥦-⸝⸝)̧̢」
鳴上「あら、あなたの下の名前ちゃんみーつけた♡」
あなたの下の名前『嵐くん』
鳴上「もう、また凛月ちゃんを甘やかして〜( ・̆⤙・̆ )」
あなたの下の名前『いや、甘やかしたつもりは無いけど何故か自然にこうなるんだけど、何で?』
鳴上「それは凛月ちゃんに聞かなきゃ分からないわね〜」
あなたの下の名前『私、付き合うの初めてだからわ分からないけど彼女が他の男の子を膝枕させるのは嵐くん的には大丈夫なの?』
鳴上「あら、ヤキモチ妬いてるわよ?だけど嫉妬しすぎるのもかっこ悪いじゃない」
あなたの下の名前『好きな人や恋人に嫉妬されるのは嬉しいと思うけど…』
鳴上「あなたの下の名前ちゃんは私が嫉妬したら嬉しい…?」
あなたの下の名前『えっ?まぁ…そりゃ嬉しいですけど…』
鳴上「(*´艸`*)うふ♡なら、たくさん、嫉妬しちゃうわよ?あなたの下の名前ちゃんモテるから」
モテる?
この平凡な私が?
あなたの下の名前『嵐くん何を言ってるの?私がモテるわけないじゃん〜w』
鳴上「(この子、無自覚天然タラシなの自覚してないんだったわね)」
あんずじゃあるまいし〜
凛月「ん…あれ、ナッちゃんだ」
鳴上「おはよう、凛月ちゃん♡」
あなたの下の名前『凛月くん起きた』
凛月「うん…よく寝た」
それは何より
鳴上「凛月ちゃん、あまりあなたの下の名前ちゃんを独り占めしちゃダメよ〜」
凛月「ヤダ、俺のだもん」
あなたの下の名前『いや、凛月くんのじゃないんだどね('ω' ;)』
鳴上「あなたの下の名前ちゃんは私のだから独占はダーメ♡」
凛月「ナッちゃんの…(੭ ᐕ)?」
鳴上「ええ、あなたの下の名前ちゃんは私の彼女なの〜♡」
えっ、そんな簡単にバラしていいの?!
凛月「あなたの下の名前、ホント?」
あなたの下の名前『えっ、うん…('ω' ;)』
凛月「そっか、おめでとう〜」
鳴上「ありがとう♡」
凛月くんそんなあっさり認めていいのですか?!
えっ、私だけ変なのかな?!
鳴上「凛月ちゃんあなたの下の名前ちゃんが好きって言ってたけど恋愛の好きじゃないの?」
凛月「あなたの下の名前は好きだけど恋愛の好きじゃないよ。あなたの下の名前と居るといい匂いするし熟睡できるから友達として好きって意味だよ」
あ、そっちの好きだったのね
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。