しばらくKnightsのみんなと一緒にいたあと、私は帰宅して自分の部屋でエビの体操をしながら考えていた
あなたの下の名前『…( ㅎ.ㅎ)』
何とまぁ、短時間で彼氏できてしまった
つか、まじでいいのかな?
嵐くんみたいなカッコイイ人が彼氏って最強じゃない?
でも逆にカッコイイから不安に…
あなたの下の名前『女子は私とあんずだけだし…まわり男子ばっかりだし、うん…ならんな…う〜ん…』
嵐くんが私に飽きてあんずを好きになる可能性高いよね…
私、アイドルとか興味無いからよく分からないし…
あんずみたいに案とか考えるの不得意だし…
私、嵐くんに釣り合いとれないな
嵐くんには嫌われたくないな
わがままは絶対に言わないようにしよう
コンコン
ガチャ
あんず「あなたの下の名前、晩御飯でき…何してんの?」
あなたの下の名前『エビ体操』
あんず「何その変な名前の体操…」
あなたの下の名前『よっと…ふぅ…キツかった』
あんず「キツイのにやるんだね」
あなたの下の名前『こう体がキュッっとなる気がしてね』
あんず「そんなんでなるなら世界中やってるよ」
確かにそうね
あんず「晩御飯できたから降りておいで」
あなたの下の名前『了解~』
私は晩御飯のためリビングにおりた
あなたの下の名前『…何でいる?』
橘「よぉ」
母「買い物してたら偶然会ったから晩御飯に誘ったのよ~」
あなたの下の名前『あ、そう』
あんず「歩が家で食べるの久しぶりだね」
橘「色々忙しかったし、あなたの下の名前の学校ルールもあったからなるべく来ないようにしてたからな」
あなたの下の名前『その度はすまんな』
母「今はもう自由だからいつでも来てね~」
橘「はい」
母「じゃあ、いただきます」
3人「「『いただきまーす』」」
みんなで楽しい食卓を囲みました
晩御飯を食べたあと、私たちはあんずの部屋でお喋りをすることにした
橘「あんずの部屋は変わらずシンプルだな。お前の部屋と大違い」
あなたの下の名前『あ"?』
あんず「あなたの下の名前の部屋もシンプルだよ?」
橘「あなたの下の名前の部屋は少女漫画・乙女ゲーム・手作りアクセサリー置き場とか女って部屋なんだよな」
あなたの下の名前『当たり前だろ、どこを見て私を男だと思うんだよ』
あんず「女子高だったから女の子がする事に敏感だったもんね」
橘「そんなんばっかりしてるから未だに彼氏できねえんだよ」
あなたの下の名前『失礼な!彼氏できたもん!』
あんず「えっ!?」
橘「はぁ?」
( ゚∀ ゚)ハッ!
つい口が滑っちゃった
嵐くんの許可なしに喋っていいものか……?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。