あんずと教室に戻ってきた私
あなたの下の名前『なんて言うか生徒会長さんの圧?いや、オーラが凄かった…』
あんず「あー、確かにね」
あなたの下の名前『でも、用事って私にあったのはビックリだし、その内容にもビックリだよ…』
あんず「私もビックリしたけど会長らしいって感じ」
あなたの下の名前『今すぐじゃないとか言いながら明日って、1日しか時間くれないとか…』
あんず「でも、答えは出てるんでしょう?」
あなたの下の名前『うん、そうなんだけどさ…あの生徒会長さん怖いんだよね…圧が…(--;)』
あんず「大丈夫だよ、慣れるから」
あの圧に慣れた我が姉すごいよ
あなたの下の名前『とりあえず、どう断るか考えとくよ』
あんず「分かった、私は用があるから行くね」
あなたの下の名前『うん』
あんずは用があるため教室から出た
さて私も帰ろう
教室から出て帰ろうとしたが…
あなたの下の名前『見事に迷った…』
案内してもらったのにまだ覚えられない私であった
まぁ、そのうち外出れるかな
ウロウロしていたら噴水を見つけた
あなたの下の名前『噴水もあるとかさすがアイドルる学校』
私はしばらく歩き回っていた
そして気づいた
あなたの下の名前『いつ、学校から出れるの?』
ダム…ダム…
あなたの下の名前『ん?あっ…ここは体育館』
あっ、スバルくんと真緒くんだ
高峯「…帰りたい」
あなたの下の名前『Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッ!?』
体育館を覗いていたら横から暗い声で"帰りたい"と聞こえた
高峯「あ…」
あなたの下の名前『こ、こんにちは…』
高峯「こんにちは…(誰だろう?かあんずさんに少し似てるし、可愛らしい人だな…)」
あなたの下の名前『えっと…大丈夫?』
高峯「大丈夫ですけど帰りたいです」
えっと、部活嫌いなのかな??
あなたの下の名前『キミ、バスケ嫌いなの…?』
高峯「嫌いじゃないけど、入らなきゃいけないから入った…感じです」
あなたの下の名前『そっか…(何か気力がない子だな)』
高峯「はぁ…憂鬱だ、死にたい…」
あなたの下の名前『そっか、死n…死にたい!?』
えっ、何この子?
ヤンデレなの?!
明星「ん?あ!?あなたの下の名前〜」
衣更「おっ、あなたの下の名前」
あなたの下の名前『あっ…スバルくん真緒くん』
スバルくんが私に気づいた
つか、目がいいんだな〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。