嵐くんとたくさん話していたら時間があっという間だった
鳴上「あら、もうこんな時間?早いわね〜」
あなたの下の名前『本当だね。あまりにも話が弾んで時間忘れてた』
鳴上「うふふ、そうね〜」
あなたの下の名前『そろそろ帰らなきゃな』
鳴上「あんずちゃんとは一緒に帰らないの?多分、Trickstarと一緒にいると思うけど」
あなたの下の名前『そうだな…あんず達のとこ行こうかな。ちょっとメールしてみる』
鳴上「ええ」
あ、嵐くんの言った通りTrickstarのみんなと一緒だった
鳴上「あんずちゃんなんだって?」
あなたの下の名前『嵐くんが言ってた通りTrickstarのみんなと一緒みたい。教室にいるから私があっちに行って一緒に帰る感じかな』
鳴上「あら、そうなのね(なんだか少し寂しいわ……)」
あなたの下の名前『ん?嵐くんどうかしたの?』
鳴上「いえ、なんでもないわ」
あなたの下の名前『そう?ならいいけど……』
あ、そうだ……
ガサガサ
あなたの下の名前『はい、これあげる』
私はホワイトパールのを持った可愛い黒兎のキーホルダーをあげた
鳴上「あら!可愛いわね!貰っちゃっていいのかしら?!」
あなたの下の名前『うん、ケーキのお礼。手作りだからちょっとムラがあるけどごめんね』
鳴上「あなたの下の名前ちゃんの手作りなの!器用なのね〜!ありがとう♡」
あなたの下の名前『私とおそろいだけど大丈夫?』
鳴上「すっごく嬉しいわ〜♡(あなたの下の名前ちゃんとお揃いなんて、もうテンション上がっちゃうわ⤴︎)」
あなたの下の名前『良かった[微笑]』
鳴上「…ホント、可愛いな」
あなたの下の名前『えっ?』
あれ?今、嵐くんから低い声が…
鳴上「あまり可愛い顔したら…食べちゃうよ?」ボソッ
あなたの下の名前『た、食べっ…////!?』
えっ、ちょっ、待って!?
嵐くんって声低いと色気がヤバいんだけど!?
あなたの下の名前『あ、あ、あ、嵐すぁん!?私を食べても美味しくありませんよ////!?』
鳴上「うふふ…冗談よ〜。もう、慌てて可愛いわね〜(本気で思ったのは内緒にしなきゃ♡)」
あ、何だ…冗談か
あなたの下の名前『もう、ビックリした』
鳴上「あまりにも可愛かったから、ついね〜。ほら、あんずちゃん待ってるから早く行かなきゃ」
あなたの下の名前『あ、そうだった』
鳴上「それじゃ、また明日ね〜」
あなたの下の名前『うん、また明日ね!ケーキご馳走様!』
鳴上「(*o̶̶̷ᴗo̶̶̷ )ノβуё♬」
私は嵐くんと別れてあんずが待ってる教室に走らず急いで向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。