歩の部屋に遊びに行って気になる人が嵐くんと分かった日から数日経った頃
私は今、必死に隠れている
なぜ隠れているかと言うと…
あの日、嵐くんが気になるとわかってから嵐くんの顔を見れなくなってしまった
あなたの下の名前『ふぅ…ここなら見つからないよね』
鳴上「あなたの下の名前ちゃん、みーつけた♡」ギュッ
あなたの下の名前『ぎゃぁΣ(OωO )ビクッ!?』
あっさり嵐くんに捕まった私
鳴上「ぎゃあって酷いじゃない〜。ここ数日避けるなんて( ・̆༥・̆ )」
あなたの下の名前『ひゃい…///』ヒック
鳴上「あなたの下の名前ちゃん、もしかして…私を意識しちゃったのかしら?」ニコッ
あなたの下の名前『な、な…ち、違っ…////!?』
鳴上「あら、本当に意識してくれたのね!ふふっ…嬉しいぜ[低ボイス]」
あなたの下の名前『はひっ…////』キュン
鳴上「うふっ♡あなたの下の名前ちゃん好きよ」
ギュン……(*´°`*)
あなたの下の名前『あ…りがとうございます…///』
鳴上「あなたの下の名前ちゃんは私の事好き?」
あなたの下の名前『す、好きか嫌いかって言われたら好きですけど…///』
鳴上「ふふっ、まぁ今はそれで十分よ。これからは…沢山アピールするから覚悟して( 'ω^ )⌒☆」
あなたの下の名前『お手柔らかにお願いしゃす…( ⌯ノㅿノ)』
鳴上「可愛い…」チュッ
あなたの下の名前『へぇ…?!』
嵐くは私の頬っぺにキスをした
鳴上「可愛いすぎて食べたくなる[低ボイス]」
(´。・//・。`)ドキッ…
ああ…
いつもおネエ語だから、このたまに出る男の子の顔と低い声に私はドキドキする…
あなたの下の名前『た…食べても美味しくないですよ…///』
鳴上「…(まんざらでもない顔して真っ赤)」ゾクッ
あなたの下の名前『あ、嵐くん…?』
鳴上「これ以上、あなたの下の名前ちゃんの可愛い顔みちゃうと襲っちゃいそうだから教室戻りましょう」ニコッ
襲っ…////!?
あなたの下の名前『は、い…』
教室に戻ることになったが私の顔は熱くって胸のドキドキが治まらなかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。