テヒョン「ねぇ…俺にしない…?」
……え?この人は何を言ってるのだろう__
きっとその言葉のまんまの意味だと思うけど私にはどうも受け入れ難い言葉だった__
あなた「でも…それはちょっと……」
テヒョン「え~?でも、ジョングガもしてるじゃんㅋㅋ俺が今あなたチャンにしたことを普通に…」
あなた「それはッ……」
テヒョン「だから~、俺があなたチャンに"教えて上げる"……」
なにを……?
テヒョン「あなたチャンのことを俺がどれだけ好きだったかってのをね………」
そういうとまた再びテヒョンは私にキスをした___
グク「あなた……なんでここにいんの?」
あなた「グ…ク……」
グク「なんでヒョンもあなたと一緒にいるんですか……」
テヒョン「ん?俺ね~決めたんだ~……」
テヒョン「俺があなたチャンのこと幸せにするって……」
そういうとテヒョンは私のことを抱き寄せてこう言った___
テヒョン「ジョングガ、そんな目障りな所にいないであっちに行けって………」
私は何故かその時また涙が出てテヒョンの胸の中に顔を埋めて泣いた___
それは丁度昼下がりの出来事だった___
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。