しばらくしてからグクからカトクがきた。
―カトク―
そう送ると、グクから今度は電話がかかって来た。
♡
私はその言葉を聞いて腹が立ってしまった。
だって、嫉妬して貰いたくてやったことだって言ってもやっていい事とやって悪いことがあるじゃない……
だから私はその時
あなた「でもグク、私あなたのとった行動に失望したよ……」
すると
♡
知ってる。そんな言葉がグクの口からポンポンと出てくるのは知ってる。
知ってるはずなのに………
あなた「んじゃ、もうしない?」
なんでこんなこと聞いてしまったのだろう…
まるで私がグクのことを許したみたいに……
そしてグクは
それでグクとの電話は終わった__
テヒョン「ね~え~!誰と話してるの~!」
あなた「あ、えと……」
テヒョン「もしかしてジョングガ…?」
私が「うん」という前にテヒョンは私のことをギュッと抱きしめたかと思うと私の首筋に顔を近づかせた__
チュッ……
あなた「いッ…」
テヒョン「痛かった……?ごめん。でも、あなたは僕のものだから……ㅋㅋ」
あなた「あッ、あのねッ!私実はさっきグクと仲直りちゃんとした!だから……」
テヒョン「え?ㅋㅋ何言ってるの……?そんなのナシに決まってるじゃんㅋㅋあなたは俺のモノ……」
……え?なんかテヒョンの人柄が変わった……?
テヒョン「どういう意味か分かる……?ㅋㅋ」
テヒョン「グクと"同じこと"をするんだよ……ㅋㅋ」
まさか………
浮気するの……?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!