体が熱い、、、、
ぐらぐらする
こんなに暑いのにもっと熱が欲しい
触れられたところがもどかしい
何かにすがりつきたい
俺がビクッと体を震わせると プロデューサーは意地悪そうな顔で笑った
俺はもっと優しい笑顔が好きだ
そして、、、、
なぜか中丸くんを思い浮かべてしまった
その時
「菊池、!!」
ガタっと扉が開けられた 中丸くんの声がした
「中丸くん、?」
これは媚薬で火照った体を起こしながら言った。
「な、何で中丸くんが、?」
こんな姿を中丸くんに見られたくない、
後ろには勝利達3人がいる
中丸くんがドスの効いた声プロデューサーに向かってで言った。
「出てけ」
プロデューサーは 体を揺らして 逃げるように走り去っていってた。
中丸くんがさっきプロデューサーに向かって言った声とは真逆の優しい声で
「おい、大丈夫か?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!