第4話

パーティーにて4
4,141
2022/09/28 12:25












「風磨くん、!!」




三人が俺のもとに駆け寄ってきた。






「大丈夫、俺は大丈夫だから、、、」




媚薬の効果で 火照った体を 起こしながら俺は言った。












この3人を、、、、、お兄ちゃんである俺が守らなくては








こいつらだって怖いだろうが、頑張って、どうにかしようと思ってくれている。









「プロデューサー、二人で話しませんか、?」








プロデューサーは1回考え込むような姿勢になったが、




「まぁ、良いだろう」




 返答はOKだった。








俺は3人で向かって ハァハァと少し肩を上下しながら 言った。




「この部屋から速く出て!」






「け、けど、、、」



「風磨くん一人を置いていけないよ」



「そうだよ」





3人は口々に言った。











本当に仲間思いのいい奴らだ。









俺が少し感傷に浸っていると、プロデューサーが イライラし始めたのか





「出てけ」



ドスのきいた低い声を響き渡らせた。







勝利が




「行くよ」






残りの二人を連れて走って部屋から出て行った。










あいつらは多分助けを呼んでくれるだろう。







だからそれまでの辛抱だ。






持ちこたえるんだ。







頑張れ俺。








もう一度俺は 気持ちに気合を入れた。















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