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遡ること小学生の時
私だけ保育園が違って友達がいなかった
その時に声をかけてくれた子(A)がいて
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ラムとあなた以外の人はAとかDって感じにします
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Aが声をかけてくれたおかげで私はボッチにならなくて済んだ
それからAと親友になった
Aがボケ 私がツッコミって感じでクラスのみんなも知ってることだった
でも小4の時にラムが転校してきた
ラムはAと私の関係を知らないから最初に声をかけてくれたAと親友になろうとしてた
でもAはラムよりも私と沢山話してたからラムはAと親友になる為に私を突き放して来た
小5の冬の事だった
体育で高跳びをした
跳べる高さでグループ分けをして女子の中で男子と同じくらい跳べるのが私とAしかいなかった
その日はAが怪我をしていた
だから私は男子の中で1人だけ女子だった
私は家が近くていつもAと一緒に遊んでいたHとDの2人と話していた
後から聞いた話だけどHとDと話していた私をラムはスゴい目で睨んでいたらしい
学校も終わって放課後になった
その日は委員会があった
私とA、そしてラムは同じ委員会で私達の委員会だけ遅くなってしまった
Aは怪我をしていた為車で帰った
私は母から 帰る時は絶対1人で帰ってこないでね。誰かと一緒に帰ってきて。 と言われていた
だからラムと一緒に帰ったんだ
あまり話すことが無いから黙って歩いていたらラムが話しかけてきた
あなたちゃんってさ、H君とD君と仲良いよね
私は仲良い訳を話した
けど話が通じなかった
ラムは2人が好きらしくて急に怒ったんだ
ラムの2人なんだから取らないでよ!!
別に取る気は無いしあなたのでもない と言った
そしたらラムは私の首を掴んで道路側に押してきた
私は必死にあがいたけど道路が凍っていて滑ってしまった
滑ったのと同時に足を捻ってしまって立ち上がれなかった
その時に近くで車の音がした
そしたらラムは逃げていったんだ
車は曲がってきて私の右足を轢いた
運転手が降りてきて救急車を呼んでくれた
そこで私の意識は途絶えた
起きたら見慣れない白い天井が見えた
周りを見渡したら親がいて泣いていた
その後の医者の説明を聞いて状況を把握した
大人はみんな 事故だ と言っていた
私は大人を説得して警察を呼んでもらった
警察にあったこと全てを話したら色々調べてくれた
ラムは 知らない と嘘を言っていたが近所の人が私達の話を聞いていた事からラムが嘘を言っていることがわかった
次の日からラムは学校に来なかったらしい
足を怪我してからまだ少しだけ後遺症が残っている
右足が痛む度にこの事件を思い出す
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!