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第21話

21
あなたが起きてきたのは、夕方の5時だった。どのくらい寝ていたののだろう。
相当疲れていたのだろう…
1人でずっと戦い続けて…
でももう違う。
今は、みんながいる。この5人がいる。
小さい頃からずっと見てくれている人たちがいることに気づけたのだから…


気づけたはずだった…


あなたはスタッフルームへと向かった…
あなた

すみません。
長い間、寝てしまってたみたいで…

白石恵
白石恵
大丈夫。
もともと今日は休みだったでしょ
あなた

はい…
いろいろ迷惑もかけてしまったので…

白石恵
白石恵
大丈夫。迷惑だなんて誰一人思ってないから。
藍沢耕作
藍沢耕作
悪い。ちょっといいか?
あなた

はい

藍沢耕作
藍沢耕作
ちょっと話がある。
でも、ここじゃあ話づらいからこっちで話そう。
あなた

わかりました…

藍沢はあなたを会議室に連れていった。
藍沢はすぐに話を切り出した。
藍沢耕作
藍沢耕作
お疲れ様。よく頑張ったな。
あなた

え?

藍沢耕作
藍沢耕作
心臓移植の順位1位だ。
来週ぐらいに手術になるはずだ。
あなた

え?あ…ありがとうございます。

藍沢耕作
藍沢耕作
嬉しくないのか?
あなた

いえ、そんなことないです。
すごく嬉しいです。

藍沢はもっと話を聞いていれば…
小さな変化に気づいていればとあとあと後悔する…
あなたは橘先生のところへ向かった。
あなた

すみません。
少しいいですか?

橘先生
橘先生
どうしたんだ。
あなた

明日、お休みをいただきたいのですか…
いいですか?

橘先生
橘先生
あぁ、別に構わないが。
あなた

では、明日休ませていただきます。

橘先生
橘先生
みんなには明日、カンファレンスの時に伝えておくよ。
あなた

ありがとうございます。

橘先生
橘先生
それと、移植おめでとう。
これまでよく頑張ったな。
あなた

橘先生も気づいてたんですね。
ありがとうございます。

そう言って、あなたは屋上に向かった。
あなた

やっぱり綺麗だな〜、この景色。
“空になりたい”

その日の夜。
あなたは白石の机に何かを置いて帰っていった…








“空になりたい”
この言葉の意味は幼い頃と同じなのか…

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yuu☆
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