無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

一覧へ

第2話

「 プロポーズ 」 ②
ジョンハン
ジョンハン
あなた…?
ジスを送ってから家に戻ってくるけど


何か違和感。


人の気配がない。


…というかあなたがいない
さっきまでいたのに。
ふと机の上を見ると、


手紙と、


前に2人で買ったペアリング
ジョンハン
ジョンハン
なんで…
理由なんて自分でも分かってるはずなのに。
俺は震える手で手紙を広げた
「  ジョンハンへ

私達付き合って5年だよ

この手紙を読んでるってことは

私はいないってことだね。

これまで沢山デートしたり

沢山喧嘩したりしたね



いつからかな、私達に会話がなくなったの。


辛かったけど忙しいだろうし、って我慢してたんだよ?


…でももう限界。ごめんね


大好きだったよ、ジョンハン



あなたより 」



俺はその場で泣き崩れた
ジョンハン
ジョンハン
あなたっ、あなた…っ!
俺はなんてバカなことをしたんだろう


仕事が上手くいかなかったときに、


八つ当たりのようにあなたに冷たく接した
あなたはいつも笑顔で


いつしか俺は


あなたなら大丈夫だ、


そうやってあいつに甘えてたんだ
俺は手紙とペアリングを持って家を出た



俺が



5年の記念日を忘れるわけないだろ…っ



車にエンジンをつけ発進させる


助手席を見やると


そこに乗っているのは、


一輪のバラ、そして__



_____
肌に当たる風は少し冷たくて


涙も乾かしてくれる
あなた

はーあ、終わっちゃった…

1人呟く



ここはジョンハンとの思い出の場所



ジョンハンが告白してくれた場所。



街の景色が見渡せる丘の上
まだ付き合ってないときに連れてきてくれたんだ
ジョンハン
ジョンハン
俺の秘密の場所
そう言って。
私は手首をそっと撫でる



…あ、もうないんだった



3年前に一緒に買ったペアリング
ジョンハン
ジョンハン
一時も外すなよ
そう照れながら言ってくれたっけ
楽しかったなぁ…


辛かったなぁ…
あなた

大好き、だったなぁ

未だに止まらない涙


街中で輝くネオンもぼやける
あなた

…ジョンハン…っ

ジョンハン
ジョンハン
……なんだよ
突然聞こえた声にバッと後ろを振り返る
そこにはここにいるはずのない、


愛しい人が立っていたから。
あなた

なんでここに…

ジョンハン
ジョンハン
ここにいるだろうと思ったから
凄いや、ジョンハンはなんでもお見通し。
ジョンハン
ジョンハン
お前…、
私の泣いて腫れた顔をみて険しい顔をするジョンハン
あなた

は、は、ハチにでも刺されたかな〜…

ジョンハン
ジョンハン
つまんない
…ですよね。
ジョンハン
ジョンハン
そうやって今まで1人で泣いてたの
あなた

え、?

ドスッと私の横に座って来て言うジョンハン
1人で泣く…時もあったけど、確かに。
ジョンハン
ジョンハン
俺、お前に甘えてた
そうやってポツリポツリ呟く
ジョンハンの思いを聞いたら


また涙が止まらなくて
ジョンハン
ジョンハン
ふ、ひでー顔
久しぶりに笑顔を見せたくれたジョンハン
あなた

うぅっ…ぅうう…っ、

ジョンハン
ジョンハン
ごめん、ごめんな、辛い思いさせて
ジョンハンは私を抱きしめ頭を引き寄せる


同時にジョンハンの香りが私をさらに落ち着かせる
ジョンハン
ジョンハン
…これっ、一時も外すなって言っただろ
そうやってペアリングを見せてくる
…だって…、
ジョンハン
ジョンハン
ほらっ、腕貸せ
ジョンハンは私の左腕をとった
ジョンハン
ジョンハン
…ん、
左手を見ると


ペアリングではなく
あなた

…指輪……?

ダイヤモンドの指輪が


左手の薬指で夜の光で照らされて輝いていた
あなた

え、…え、?

状況を掴めずにいる私にジョンハンは
ジョンハン
ジョンハン
俺が5年のこと忘れるわけないだろ
笑顔で一輪のバラを出しながら言った
ジョンハン
ジョンハン
俺と結婚してください



5年の前と同じ場所で



私達は結ばれる
あなた

もちろん…っ






FIN

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

続きはまだありません

この作者の他の作品も読んでみよう!

베 리
베 리
好 き な も の を 好 き な と き に 好 き な だ け .
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る