おとう………さん…
あっ!やばいみつかる!!!
《私は急いで下に隠れた》
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いっ…!
ンダホさんはすぐその場を離れてくれた
お父さんを見てしまった…
最近やっと少し忘れれたのに…
目が一瞬あってしまった…
その目は…"闇に満ち溢れていた"
きっと私が逃げ出したから怒っていたのだろう…
今あったらきっと…
きっと殺される…
あなたは恐怖のあまり頭を抱え静かに怯え涙を流していた
何か言っているようだけど私には聞こえない
お父さんやお母さんの声しか聞こえない…
怒鳴り散った声
泣き叫ぶ声
あの目は…一生忘れられない
《そして私はいつの間にか気を失っていた》
バッ
ぽんぽんヽ(・ω・`)
ぎゅっ
抱きしめられる私…
お父さんにあったせいもあって
やっと取り戻しつつあった感情が薄れていって
きっと最初と同じ真顔なんだろうな
《毎日が幸せな日々を過ごしたい…》
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!