第42話

本編34話
462
2021/11/07 08:15
ゾム
風が吹き深く被っていた緑のパーカーのフードがスッと落ちた
ゾム
…はぁ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた
友達って
ゾム
いつも隣にいるものだと
(名前)とゾム
思ってた………
























【あなたside】←久しぶりの
ガサ、ガサ
ザッザッザッザッ
あなた
…草が増えたな、
???
…ニコッ
ひとらんらん
みんなはゾムの事で忙しかったようだけど、
あなたちゃんはどうしたんだい?
笑って…ない
やっぱり友達だから笑え…ないよね
…なんだ、ろう
頬が冷たい…


水があなたの頬をなぞる
あなた
なんで泣いてるんですかね、ニコッ
ひとらんらん
…君は泣いていいよ(ボソッ
あなた
じゃぁひとらん先輩も泣いたらどうですか?グスッ
ひとらんらん
ハハッ…僕は泣きたくないね、
あなた
それは先輩としてのプライドでもないと思う
まぁひとらん先輩は全て謎だけどね、
あなた
泣いたとこ見た事ないです
兎を触っていたりしていたひとらん先輩はあなたの方を向き
ひとらんらん
…そうだろうねニコッ
と言った



本当によめない、この人は。















































【ゾムside】
ピコンッ
ゾムのスマホに通知音が聞こえた
ゾム
それはゾムに向けての1つのDMだった
ペンネームは


「「バラさん_5」」
 

意味が分からず少しの間
バラさん_5 という人のアカウントを
見つめていた
ゾム
バラさん_5?
初めて聞くこのアカウントは少し不思議に見えた
バラさん_5 という人はフォロワー0、フォロー0、どうやらコメントやDMはゾムが初めてのようだった。いいねも全くしていない
下には

登録6年目バッチが付いていた
ゾム
登録6年目…
ぱっ!と思い付く訳もなく
全く分からなかった

けれど
何故か バラさん_5 という人のDMを開くのは今の俺じゃ駄目な気がした
バッとスマホをパーカーのポケットの中へ入れ立ち上がった
ゾム
座っててもなんにもならねぇよな…
外の空気も吸えたし

教室に帰ろう、
********************
主(すずめ)
主(すずめ)
久しぶりの投稿見てくれてありがとうございます!
主(すずめ)
主(すずめ)
なんかどんどんハートや星が増えていて、これは感謝感激‪; ;
主(すずめ)
主(すずめ)
という事でここまで見てくれて
Thank you!
主(すずめ)
主(すずめ)
おつBy~🐢🐦💕

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