いやぁ~まさか涼介さんが高所恐怖症だったとは…笑
テーマパークについてすぐに私達はジェットコースターに乗った
降りてすぐ、真っ青な顔をしていたから
と聞くと
そして、現在は涼介さんがベンチに横になっている
私はその隣に腰掛けている
『あいつら』と言うのは…渚と棗の事だろう
確かに、高所恐怖症の涼介さんからしたら、屈辱だよね笑
涼介さんは体を起こした
私はその後、渚に電話をした
最後は観覧車に乗りたいと言う渚の意見を聞き
と棗が言ったので乗ることになった
予想していたよりも…密室!!
膝と膝がぶつかりそうな距離に私は戸惑っていた
勿論観覧車には私と涼介さん、棗と渚で乗っている
だんだんと高くなるにつれて景色も良くなる
あ、そう言えば涼介さんは高所恐怖症だった!笑
少しだけ青い顔をしながら涼介さんは答えた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。