(https://novel.prcm.jp/novel/bCsbGtUMTj4c25WmoEjeの続き)

外「キャーキャーワ~ワ~」
……そう言っても時すでに遅し。
ガッチャン(扉閉める)
__虹プロの反響は予想以上だった。
以前から周りの注目を浴びてた『F9』だけど、今は以前にも増して注目の的になっている。
どうやってか部屋に入ってきた、一人の生徒。
慌ててマコちゃんが助け舟を出してくれるも、その子はスルーする。
目をうるますその子に、私は心がぐらついた。
基本、こういう場合写真を撮ると個人情報の流出などの恐れがあるため、JYPが禁止している。
だけど……
一枚くらいなら、、、良いよね。
……え?
黙るマコちゃん。
その子は悔しそうに、背を向けた。
帰り際__
"事実だし"

JYP
__リクにはああ言ったけど、実際にはすごく悔しい。
すると、突然セヒさんが私をまじまじと見てくる。
いや今、挨拶してどうすんの。
それにしても、びっくりしたぁ。
な、なにっ今の……
恋愛的なハグではない……よね?
その後でちょっと調べてみた。
期待した自分が恥ずかしい。
東京合宿のためにも、もっと頑張ろ。
.NEXT🌈
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。