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第37話

ピクニック!
あなたside
ーあなた失踪発覚の数十分前ー


フリスビーは楽しかったけど


やっぱりバスケがしたい!


そう思って来たはええものの、


やっぱり相手がおらな楽しくない。




シュート打つのはもちろん楽しい。


入ったときは快感やし、


なによりボールがリングのネットを


キレイに通ったときの音はクセになってまう。


せやけど今は、1対1がしたいねんなぁ。
あなた

やっぱり誰かに来てもらおかなぁ…



そう口に出したものの


バレたときのことを考えたら


そんなことみんなに頼めるはずもなく、


ブンブン頭を横に振って


またシュートを始めた。





あなた

んぉー!やっぱり無理!


あれからちょっとの間


シュート打っとったけど飽きたわ!笑


喋ってくれる人おらんし、


シュート打つ以外はできひんし。


やっぱりみんなとある方が楽しい!



そう思ってバスケットコートを出ようとしたとき。

『、ヒックヒック、』


ん?


誰か泣いとる?


どこから聞こえるんやろ?


周りを見渡したら…。




あ、おった。


バスケットコートの周りを囲っとるフェンスから


アスレチックのある方を見たら


泣きながら歩いとった。


女の子や!


あなたより年下っぽい。


小学1年生くらいやろか?


でも、見つけれたはええけど、どうしよう…。


あなたにできることあるんかな…。


いや、みんなに言うて来てもらおう。



そう思って歩いていこうとしたとき。


『ヒック。 …ママぁ。』


そう聞こえてきて、気付いたらその子の元へ


足が向かってた。
あなた

どうしたん?


『ママぁ。((泣』


はぐれてもたんかな…?


どうしよう…。どうしたらいいんやろ…?


そう思ってこの子を見る。


あかんあかん!


あなたが弱気になったらあかんやん!


この子は今不安なんやから


思いっきり笑わな!
あなた

大丈夫やで!
お姉ちゃんが一緒にママのこと探すから!


『え、?』
あなた

お姉ちゃんはあなたって言うねん!


『あなた?』
あなた

うん!
名前なんて言うん?


『あーちゃん、、!』
あなた

じゃあ、あーちゃん!
お姉ちゃんと一緒にママのこと探そ!


そう言ったらさっきまでの不安な気持ちは消えてて、


あーちゃんもニコって笑ってくれた。


嬉しくなって手を差し出したら


ギュって握り返してくれて…。



あーちゃん、ママはあなたが絶対見つけるからな!



あなた

ママってどんな人?

あーちゃん『大好きな人!』
あなた

そっか!笑
あなたもママのこと大好きやねん!


あーちゃん『じゃああなたお姉ちゃんと一緒や!』

あなたお姉ちゃん…。


お姉ちゃんかぁ♡


んふふ、嬉しいなぁ。







『あーちゃん!』
あなた

ん?


あーちゃん『ママー!!』


あーちゃんママ
『どこおったん!?心配したんよ!?』



あーちゃん『お花摘んどったら
ママがおらんくなっとって…
でもあなたお姉ちゃんが一緒に探してくれた!』
あーちゃんがそういったら


あーちゃんママがこっちを見た。



あーちゃんママ
『嘘やん!ありがとう!あーちゃんもお礼言わな!』



あーちゃん『あなたお姉ちゃん、ありがとう!』
あなた

どういたしまして!
もう迷ったらあかんよ?


あーちゃん『うん!バイバイ!』
あなた

バイバイ!


あーちゃんもママに会えたし良かった良かった!!


あーちゃん可愛かったなぁ。


またどっかで会えたらええなぁ!


じゃあみんなのところに戻ろっと!!