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第16話

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俺が図書室を出ると、4時間目終了を知らせるチャイムがなった。
「サボっちまったな…。」
教室のドアを開けると
『涼介くん!どういう事!?』
と、いきなり大勢の女子達に囲まれた。
「ん?何が?」

『大山さんと付き合ってるの!?』
…はっ?

俺は心の中で叫んだ。
何がどうなってそうなるんだ?

俺が好きなのは…
『だつて、大山さんと何処かで一緒にサボってたんでしょ?』
女子達は俺が席に座っても囲んでくる。
邪魔なんだよ。
「俺は誰とも付き合ってないよ?」

『じゃあ何で!?』
そろそろしつこい…。
「それより、今日の髪の毛似合ってるね。」
なーんて、優しく笑顔で言えば…
『え、うそ!涼介くん、本当!?』

『キャーー!』
顔を赤らめて盛り上がる女子。
ふと廊下に目をやると、大山さんと…あなた!
俺は周りの女子達に「ごめんね?」と言い、廊下に向かった。
あなたは俺に気付いていない様子。
大山さんと目が合うと…
『ごめん、あなた。財布を教室に忘れた。』

「え、じゃあ、先に行くね?」

『うん!』
俺に視線を軽く向けてから大山さんは走っていった。
まだあなたは俺に気付いていない。
そして溜息をついてから、あなたは振り返った。