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第17話

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蘭ちゃんが教室に行ってしまった。
はぁ…。
とため息をついてから歩き始めようとして気が付いた。
「山田くん…。」
目の前に山田くんが立っていた。
こうしてるだけでも、皆の視線がこちらに向いてるのが分かる。
「蘭ちゃんなら今、教室に行っ『あのさ。』
私の言葉に山田くんが被せてきた。
あれ?今の言葉…“素”だったよね?大丈夫かな?
「何?」

『桐山さん、放課後に何か用事ある?』
用事?何も無いけど…
「あるよ。」

『分かった。じゃあ、下駄箱の所で待ってるね。』
は?今、私は〝ある〟って言ったよね?
「いやいや、私は用事あ『嘘でしょ?』
またまた山田くんは私の言葉に被せてきた。
「何でそう思うの?」

『目を合わせないから。』
うっ。確かに。
私は嘘をつく時に、相手の目を見れないという癖がある。
『図星でじょ、桐山さん。』
なんで山田くんにバレるの…。
『じゃ、放課後にね。』
山田くんは表の顔の笑顔を見せ、手を振りながら教室に入っていった。