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第25話

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次の日から私はいじめに耐え、2人と関わらないようにした。
そのおかげで、いじめは一週間で終わった。
さすがに呼び出しとかはなかったものの、一部の女子から無視されていた。
あの日から2週間が経った。
2人が教室に来て会ってしまうのを恐れ、毎回の休み時間は避難していた。
その場所とは、屋上。
私がそこに行くと、ある人物が必ずいる。
私より先に。
「今日もいるんだ。」

『お前もな。』

「いやいや、別にいいじゃん。」

『てか、毎時間の休み時間に来んなよ。』

「兄のくせに生意気な。」
そう、私の一個上で2年生の兄。
桐山 秋人 (きりやま あきと)
『ほ~。ここで〝兄〟と言うとは。』

「何?普段通りに呼んでやろっか?秋人。」

『なんだい?愛しの妹、あなたよ。』

「きもっ。」

『え、酷くね?』
私に兄がいることを知ってるのは蘭ちゃんだけ。
だって…
『秋人くぅ~ん!どこ~?』

『一緒にサボろ~!』
校舎の方から声が聞こえた。
今の女子は取り巻きの子。
秋人は一応、イケメンの部類に入る。
でも、山田くんと日向くんはもっと圧倒的に人気。
そのせいか、あまり秋人の名前は耳にしない。
女子達は屋上しな来なかった。
だって…鍵が掛かってるから。
え?私達はどうやって入ってるか?
そんなのは簡単よ。窓から入ってきてるの。
秋人が入学前に教えてくれた。
『屋上に入るには、階段脇の窓から入るといい。壊れてっから。』
実際、壊したのは秋人だけどね。