あなたはジョングクと同じ部屋で二人きりなのが耐えられなくて、部屋を出た。
廊下ではテテが丁度歩いてきた。
うへぇ....
そう思いながら再びあなたは部屋に帰った。
名前を言いながら部屋のドアを開けると、筋トレをしていた。
しぃつれいしまぁしたぁ~!!!
足早に部屋を出て、食堂へ急いでいった。
ギュルギュルギュル…
嫌な予感。
この音は…。
あなたは自分のお腹をマジマジと見る
ガチ恥ずい
やっちまったぜよ…
あなたは口を開けてポカンとしていた
パカッと開けていたあなたの口の中にミニトマトが投げ入れられた。
あなたはここに来てから初めてジョングクの笑った顔を見た。
笑うんだなぁ~
あなたは妙に嬉しさがこみ上げてきたのだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!