第9話

9話
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2022/10/17 12:19
緑谷:そういえば、轟くん、その時雨って人の個性、知ってるようなこと言ってたよね。

根津:そうなのかい?

焦凍:具体的に知っているのは紫花だけです。時雨の方は、、確証はなかった。でも、紫花と双子の時雨なら、似たような個性だと思ったんです。

緑谷:なるほど、、

相澤:その望月紫花の個性ってのは?

焦凍:、、、記憶を引き出せる。嬉しかった記憶、思い出したい記憶。、、、逆に、悲しい記憶、忘れたい記憶も。

相澤:だから、望月時雨も記憶を操る系の個性だと?

焦凍:はい。

根津:次で最後の質問なのさ!望月紫花と君の関係はなんなんだい?

焦凍:紫花は、、、

俺が、ヴィランであることを知っても嫌うことのできない、



焦凍:彼女、、でした。



皆:ハァァァァ?!?!



上鳴:かのっ、はっ、、はぁ?!

峰田:確かに可愛かったけど!!可愛かったけどよぉ?!おぉい!!!

オールマイト:えー、、と、確認するけれど、轟少年と望月紫花が、、付き合っていた、ということだね?

焦凍:はい。

オールマイト:ち、、ちなみに、期間はどれくらい、、

焦凍:5月に会って、その1ヶ月後の6月に告白しました。それで、、2月まで。8ヶ月くらいです。

麗日:なっ、、長いのか短いのか、、

耳郎:いや、中学生にしては長いんじゃない?ウチの知り合い、数週間で別れたところもあるし。

芦戸:いたいた、私の知ってる最短カップルはねー、2日かな!友達の友達なんだけど、その子がある男の子に告白して付き合うことになったのにね、翌日新しく好きな人ができたっぽくて、、その人に告るために昨日付き合った男の子を振ったって言ってた。

耳郎:え、それ普通にひどくない?

焦凍:俺は紫花と過ごしていて、彼女がヴィランだと疑ったことはないし、そう思わせるような言葉も行動もなかった。正直、紫花は気が強い方じゃない。、、、普通の人にはなんてことないことでも、紫花にとっては大きな優しさだった。

爆豪:、、、んで?そいつがヴィランなことには変わんねぇよなぁ?あ”?

瀬呂:轟と付き合ってた頃は確かに良い子だったのかもしんねぇけど、実際、俺たちを襲ったグループにあの子がいたのも確かだろ?正直言って、轟もあの子が自分の知ってる「元カノ」じゃないってこと、分かっておかねぇと。

上鳴:まぁ、結局はヴィランだもんなー

切島:一回、時雨ってやつが個性を使うとき止めてくれたけど、、それだけだったし。



焦凍:、、、うるせぇよ。

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