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第4話

こた×きよ
128
2022/07/13 04:46
コンコン
清春
清春
こた〜

ノックをしても返事がない。
多分まだ寝てるんやろうな。


清春
清春
開けるで?
ドアを開けると、やっぱり小太郎はまだ寝ていた。
清春
清春
こたー、
清春
清春
起きて
体を揺さぶると薄らと目が開いた。
小太郎
小太郎
ん、…おはよ…
清春
清春
おはよちゃうねん
清春
清春
オフだからって寝すぎや
小太郎
小太郎
いまなんじ…?
清春
清春
14時
小太郎
小太郎
そんな寝てたんだ…
小太郎
小太郎
あと30分…
小太郎に腕を引っ張られたせいでバランスを崩して倒れ込んだ。
清春
清春
あっぶな!
清春
清春
気いつけてや
小太郎
小太郎
うるさいなぁ…
小太郎
小太郎
いいからきよも寝よ…?
清春
清春
なんでなん笑、寝やんて
清春
清春
それよりこたにお願いあるんやけど…
小太郎
小太郎
んー……寝てから
寝ぼけているのか、うつ伏せの清春の上に乗っかってきた。
清春
清春
ちょ、重い!
小太郎
小太郎
寝よ…?
清春
清春
もー……、15分だけやで?
小太郎
小太郎
うん…、
承諾を得ると、上に乗ったまま眠りについた。





清春
清春
こた今度こそ起きて
清春
清春
15分経った
ペシペシ、と頭を叩くと怠そうに起き上がった。
小太郎
小太郎
……トイレ


ぴょこん、と立った寝癖を揺らしながらトイレに行った。

相変わらずマイペースやなぁ。


小太郎
小太郎
で、なに?
清春
清春
え?
小太郎
小太郎
きよの言ってたお願い

あんな寝ぼけてたのに話はしっかり聞いてたんだ、と少し感心。
清春
清春
明日の6時から地元の友達に飲みに誘われて
小太郎
小太郎
…うん
清春
清春
行ってもいい?
あからさまに嫌そうに顔を顰めた。
小太郎
小太郎
…行きたいの?
清春
清春
うん…、久々に会えるし…
小太郎
小太郎
……
清春
清春
やっぱだめ…?
小太郎
小太郎
……きよが行きたいならいいよ
清春
清春
ほんまに?
小太郎
小太郎
うん
小太郎
小太郎
その代わり早く帰ってきてよ?
清春
清春
わかった
小太郎
小太郎
9時前には帰ってきて
清春
清春
うん、絶対帰ってくる
小太郎
小太郎
あと、変な人には絶対近づかないでよ
清春
清春
俺と2人やから大丈夫やってw
小太郎
小太郎
そんくらい気張ってて!
清春
清春
わかったわかったw
小太郎
小太郎
約束だよ?
清春
清春
うん、約束
小太郎が安心の笑顔を浮かべ、唇にキスをした。
清春
清春
っ…最近キス多いよな
小太郎
小太郎
嫌?
清春
清春
……嫌やないけど…








清春
清春
そろそろ行ってくる
小太郎
小太郎
うん…、早く帰ってきてね
捨て犬のように寂しそうな眼差しを向けてきた。
清春
清春
わかってる笑












友達A
友達A
お前全然変わんねぇなw
清春
清春
俺だけじゃないやろw


学生時代の話を肴に酒が進んだ。




友達A
友達A
時間大丈夫か?
友達A
友達A
もうそろ8時半なるで
清春
清春
あ、ほんまや

2人で店を後にした。

友達A
友達A
清春結構酔ってるんやない?
清春
清春
酔ってへんわw


女A
女A
あれ〜?○○やん
友達A
友達A
え?
友達A
友達A
おぉ!偶然!
女A
女A
何でここにいんのよw

友達が知らない女性と親しげに話していた。
友達A
友達A
あ、ごめん清春
友達A
友達A
同じ職場の人
女A
女A
どうも〜
清春
清春
…どうも……
女A
女A
えっ、めっちゃ人見知りやん可愛い〜
女A
女A
あ、そういえばさ

二人の会話はどんどん盛り上がっていった。

こたとの約束もあるし、そろそろ帰ろうかな…。
清春
清春
…じゃあ俺先帰るな
友達A
友達A
おー、また飲もうな
女A
女A
えぇー、帰っちゃうの?
女A
女A
2軒目行こうよ
女性が腕にしがみついてきた。
きつい香水の匂いが鼻を刺す。
清春
清春
いや…、
女A
女A
もっと清春くんのこと知りたいな
寄いかかるように頭を傾けてきた。
清春
清春
…あの…
友達A
友達A
おい、清春困ってるやろ
女A
女A
ええやん、減るもんじゃないんやし
清春
清春
……
正直、早く家に帰りたいから腕を離して欲しい。

そんなこと口が裂けても言えないけど。
女A
女A
てか、すごい体しっかりしてるね
女A
女A
胸筋めっちゃ好み
派手なネイルをした長い爪で胸に触れた。
清春
清春
ちょっ…!
女A
女A
うちのも触る?


困っていたら腕をグイッ、と引っ張られた。


清春
清春
っえ?


小太郎
小太郎
すみません、清春今日はもう帰るので
女性の手を払い除けた。
女A
女A
え?あぁ…、そう
小太郎
小太郎
あと、あんまり飲みすぎたら
小太郎
小太郎
夜、泣いちゃうので

女性にわかりやすい作り笑いを見せて、清春の手を引いて歩き出した。




清春
清春
…こた…?
何も言わずに家に向かっている。
小太郎
小太郎
……
人目が無くなると、清春の手をパッ、と離して、一人で足早に歩き始めた。
清春
清春
えっ、こた!
清春
清春
待ってや!
急いでスタスタ歩く小太郎を追いかけた。


怒ってる。
言葉を交わさなくてもすぐにわかった。



清春
清春
…ごめん……
玄関で靴を脱いでる小太郎に伝えた。


小太郎
小太郎
…何が?
清春
清春
え?
小太郎
小太郎
何がごめんなの?
清春
清春
……9時過ぎて…

チラッ、と小太郎の方を見ると、呆れているような、落ち込んでいるような顔をしていた。


あ…、間違えたんだ。
小太郎
小太郎
はぁー……
大きなため息をつくと、強く手を握って部屋に進んだ。




小太郎
小太郎
清春って誰と付き合ってるの?
顔の横に手を付きながら言った。
清春
清春
誰って…、こた…
小太郎
小太郎
だよね?
清春
清春
うん…
小太郎
小太郎
なんで勝手に僕以外に触られてるの?
清春
清春
……
小太郎
小太郎
ねぇ、聞いてる?
清春
清春
……
怒っている小太郎が怖くて上手く言葉が出てこない。
小太郎
小太郎
…喋れないの?
小太郎
小太郎
口あるよね?

小太郎からの質問に答えられない。

否定したいのに、怖い。
小太郎
小太郎
……こっち向いて
清春
清春
小太郎
小太郎
清春
清春
清春
っ…

怖い気持ちを押し殺して小太郎の方を向いた。
清春
清春
っんん!っは…、こっ…た…!
喰らいつくように舌が唇を割って入ってきた。
清春
清春
ふ…はっ…、やめっ…
小太郎
小太郎
っは…、喋れるじゃん
清春
清春
これは違うやろっ…
小太郎
小太郎
違うの?

スルスル、と流れるようにズボンの中に手が入る。
清春
清春
っ!!こた!!





小太郎
小太郎
勃ってるくせに

勃っているものに沿うように触れた。
清春
清春
っ〜…!!嫌やっ…

小太郎
小太郎
嫌じゃないでしょ?
敏感になっているモノを遊ぶように扱く。
清春
清春
ぅあっ、っ…きょうはっ…だめ…!
小太郎
小太郎
だめ?
清春
清春
全員っ…家におるのしってんねん…っ
小太郎
小太郎
…きよが声我慢したらいいじゃん
清春
清春
…無理やって
小太郎
小太郎
なんで?
小太郎
小太郎
気持ちいいから?

わかってるくせに。


機嫌悪いときはそういう質問ばっかり。
清春
清春
……
小太郎
小太郎
まただんまり?

無視をし続ける清春に対抗するように刺激を与え続けた。
清春
清春
っあ、んっ…っは、あぁっ!
小太郎
小太郎
こっちの声ばっかり出さないでよ
清春
清春
っ〜…おれやってっ…
清春
清春
触られたくて…っは…触られたんやないっ…
清春
清春
なのに…っこたずっとおこってる…あっ!


つまらない意地のせいで素直に謝れない。

言い訳と文句ばかり口から溢れていく。
清春
清春
いつもそうやんっ…
小太郎
小太郎
……
清春
清春
おれのっ…っ…話なんか全然聞いてくれへん


清春
清春
っ…こたのそういうとこっ…好きじゃ…
清春
清春
っあぁ!!
小太郎
小太郎
それ以上言ったら意識トぶまでイかせないよ

モノの根元をギュッ、と掴まれて出せない。



イキたいのにイケない。
清春
清春
っあ…やめてっ…っは
小太郎
小太郎
やだ


上から見下ろされる強い眼光に射抜かれて、身体の力が抜けてしまいそうだ。
清春
清春
はっ…っ…離して…っ
小太郎
小太郎
清春
清春
っ…こたっ…!

心地の悪い快楽が苦しい。

早く。小太郎の手で。
小太郎
小太郎
……じゃあお願いして
清春
清春
…は?
小太郎
小太郎
イかせてって言って
清春
清春
嫌やっ…そんなこと言えへん…!
小太郎
小太郎
言いたくないなら僕はいいよ


我慢してることなんか構わず、先の方を指でグリグリと触る。
清春
清春
あぁっ!!ほんまにっ…やめ…っ
小太郎
小太郎
早く言ったら?
清春
清春
っうぁ!!っ〜…むりっ…!っは
体内に入ってくる小太郎の指が前立腺に触れるたびに身体が反応する。
清春
清春
ぃあっ…!っは、んんっ
俺がイキそうになる度に掴む力を強めて止められる。

何度も何度も寸止めを繰り返されて頭がおかしくなりそうだ。
清春
清春
っあ…あぁっ!っは…こた…こたっ…っ
小太郎
小太郎
なに?涙出てるよ

自分も知らないうちに涙がシーツを濡らしていた。
清春
清春
っは…っ…ごめっ…ん…
清春
清春
も…ゆるしてっ…っあ

こんな情けない姿見せたくなかった。

泣きながら年下の小太郎に謝って。





引かれたくない。
小太郎
小太郎
いいよ、他に言うことは?
清春
清春
っ〜…だからっ…
清春
清春
…イかせてっ…
小太郎
小太郎
やっと言った

満足気にニッ、と笑うと根元から手を離して一気に攻めあげた。

前からも後ろからもさっきとは全く違う気持ちよさに声が漏れる。
清春
清春
っあ!んっ…!っは、こたっ
小太郎
小太郎
挿れるよ
1度もイかせて貰えないまま、ナカに小太郎自身が入ってくる。
清春
清春
いぁっ!!こたのはいってっ…!
清春
清春
っ〜〜…!!









小太郎
小太郎
イったの?
小太郎
小太郎
挿れたばっかなんだけど
清春
清春
っ……だって…
小太郎
小太郎
しかも空イキ
清春
清春
……
小太郎
小太郎
きよ女の子みたい

その言葉を合図に激しく奥に突当てる。
清春
清春
っあぁ!!おくっ…やだっ…!っん!
小太郎
小太郎
僕言ったよね
小太郎
小太郎
変な人には近づかないでって
清春
清春
っは…あっ!言ったっ…!
小太郎
小太郎
じゃあなんで近づいてるの?
清春
清春
それはっ…むこうから来てっ…
小太郎
小太郎
やめてって言えないの?
小太郎
小太郎
この口飾り?
口の中に小太郎の指が入ってきて、清春の舌を捕まえた。
清春
清春
ひがっ…!
小太郎
小太郎
ん?
清春
清春
ひがうっ…!
小太郎
小太郎
聞こえん
清春
清春
はなひてっ…っ
小太郎
小太郎
あー、いいよ

舌を自由にされたものの容赦なく後ろを刺激される。

涙と唾液で顔がぐちゃぐちゃで恥ずかしいのに、気にする余裕がない。
清春
清春
ゲホっ…ごめっ、っあ…!ごめんっ…!
小太郎
小太郎
もう二度と他の人に触られないでよ
清春
清春
うんっ…やくそくするっ、あぁっ!
寸止めを繰り返されて敏感になったせいで頭が回らない。


こたのことしか考えられない。
清春
清春
っあ!!だめっ…またっ、イクっ…!
小太郎
小太郎
いいよっ…イって
清春
清春
っあ、っ〜〜!!





















その後、朝まで抱き潰された事は言葉にしなくてもわかるだろう。































清春
清春
小太郎行ってくるな
清春
清春
早く帰るから
小太郎
小太郎
うん、行ってらっしゃい


















友達A
友達A
ごめんな、前は
清春
清春
別にええって笑
女A
女A
清春くん来てくれたんや
友達A
友達A
お前は謝るために呼ばせたんやって
女A
女A
清春くん怒ってないんやしええやん





清春
清春
ごめん、ちょっとトイレ











清春
清春
[もう少ししたら帰る]
小太郎
小太郎
[りょーかい迎えに行くね]


女A
女A
清春くん!
小太郎が来るまで時間を潰してると、懲りずにギュッ、と飛んで抱きついてきた。
清春
清春
っ…、なんですか…?
女A
女A
この後2人で飲み直そうよ
清春
清春
いや…、家で待ってる人いるので…
女A
女A
バレへんよ
女A
女A
うちの方が清春くんのこと好きだよ?
清春
清春
…すみません……
女A
女A
ええから、うちん家行こうよ
清春
清春
ほんまにやめてください…
女性を振りほどいて、足早に席に戻った。

早くこたに会いたい。
清春
清春
ごめん、俺帰るな
清春
清春
お金置いとくから
友達A
友達A
えっ、どうした?
清春
清春
ちょっと色々…
清春の表情を見て察したのか、無言で頷いた。
友達A
友達A
気いつけて帰れよ
清春
清春
うん、ありがとう

荷物を持って店を出ると、小太郎が付近に立って待っていた。


ほっとして小太郎に駆け寄った。


清春
清春
こた!
女A
女A
待ってよ!!


追いかけてきたのか、清春の腕を掴んだ。

清春
清春
っ…離してください
女A
女A
離したら帰っちゃうやろ?
女A
女A
連絡先教えて!

しつこく付き纏う女性に嫌気がさす。
清春
清春
やめてください…
清春
清春
付き合ってる人の事が好きなんです…
女A
女A
っ〜〜どんな女か連れてきてよ!
清春
清春
っ………この人…
小太郎
小太郎
えっ?
小太郎の手を思わず握った。


けど、小太郎はイヤホンをしていて清春がいることにも気づいていなかった。
女A
女A
はぁ…?w
女A
女A
男じゃん
清春
清春
………
女A
女A
なにそれ…バカにしてるん?
女A
女A
テキトーな嘘つかないでよ!!
大きく振りかざした手が勢いよく近づいた。

清春
清春
!!
清春
清春
っ…!


清春
清春
……?
女A
女A
っ…離してよ
小太郎
小太郎
……いやです…
女性は小太郎に手首を掴まれていた。
女A
女A
いいから離して!
力づくで振りほどくと、小太郎をキッと睨みつけた。
女A
女A
うちは清春くんが好きなの!
女A
女A
邪魔せんとって!!
清春
清春
っ……
小太郎
小太郎
………
小太郎
小太郎
…諦めてください

立ち尽くしていた清春の服の襟を引っ張った。
清春
清春
ちょっ!!


昨晩付けられた無数のキスマークが露わになる。
清春
清春
なにすんねん!!
小太郎
小太郎
行こ

完全に放心状態の女性をほっといてその場を後にした。










清春
清春
こたなにしてん!
小太郎
小太郎
なにが?
清春
清春
さっきの!隠してたのに意味ないやん!
小太郎
小太郎
いいじゃん
小太郎
小太郎
あの人しつこかったし
清春
清春
そうやけど…
小太郎
小太郎
それより帰ったらするからね
清春
清春
なんでなん!?w
清春
清春
今日は何もしてないやろw
小太郎
小太郎
だからだよ?
小太郎
小太郎
お礼みたいな
清春
清春
俺が喜ぶ前提なん?笑
小太郎
小太郎
嬉しくない?


甘えるようにスルッと手を絡めてきた。

そうやって年下の権限使って甘えてくる。

ほんまにずるいよな。

清春
清春
っ…知らん
小太郎
小太郎
……ふーん…
小太郎
小太郎
僕は嬉しかったけどね
小太郎
小太郎
付き合ってること言ってて
清春
清春
……え?
清春
清春
聞こえてたん?
小太郎
小太郎
うん
清春
清春
イヤホンしてたやろ
小太郎
小太郎
付けてただけ
小太郎
小太郎
僕が聞いてなくてもちゃんと断ってるか確かめたかったから
清春
清春
えっ、じゃあほんまに全部聞こえてたん?
小太郎
小太郎
うん
小太郎
小太郎
僕のこと好きって言ってくれてありがとう
嬉しそうにニコっと笑った。
小太郎
小太郎
今日絶対シようね
清春
清春
っ〜〜もう絶対言わへんからな!!





















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