第18話

看病
322
2020/06/07 00:04
あなたside
ピピピピッピピピピッピピピピッ
あー、朝だ
起きなきゃ
私は身体を起こした
今日はとても重だるい
そしてなんだか頭も痛い
でもあと40分後にはHAPにつかないといけないから急いで支度しないと
ふらっ
ゴンッ
あなた

いったぁ

歩こうとした瞬間めまいがして棚に頭をぶつけてしまった
まさか…
私は重たい身体を引きずりながら体温計を手に取った
ピピッピピッ
38.7
高熱だ
携帯を開きはじめさんに電話をかける
---はじめ&あなた電話---
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
もしもし?
あなた

もしもし

あなた

朝からすみません

あなた

寝てました?

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あー大丈夫よ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ちょっと前に起きたとこ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
朝から電話でどうしたの?
あなた

朝から熱がでてまして

あなた

今日はちょっとおやすみいただいてもいいですか?

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
え、大丈夫??
あなた

まぁ一応

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ゆっくり休んどきな
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
こっちは大丈夫だから
あなた

ほんとにすみません

あなた

ありがとうございます

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
うん、じゃあね
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
お大事に
あなた

はい

---------
私は電話を切った後ベットに入りそのまま眠りについた
***
だいちside
ガチャ
だいちぃ
だいちぃ
おはよーございまーす
そういいながらいつも通り2階に上がった
ようへい君
ようへい君
ちょっちょっちょっ
ようへい君
ようへい君
だいちくん!
だいちぃ
だいちぃ
どうしました?
テツヤ
テツヤ
あなたちゃん、熱が出たらしいっす
だいちぃ
だいちぃ
えっ!
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
そーなんだよー
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
朝から電話かかってきて
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
声もちょっと元気なさそうだったし
たなっち
たなっち
大丈夫なんですかね…
ともたか
ともたか
それで誰があなたちゃんの看病しに行くかジャンケンで決めることになったんですよ
だいちぃ
だいちぃ
そうなんだ
だいちぃ
だいちぃ
それで今からジャンケンするのね
ともたか
ともたか
そーゆうことです
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
いくよ?
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
最初はグージャンケンポンッ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
たなっち
たなっち
テツヤ
テツヤ
ともたか
ともたか
だいちぃ
だいちぃ
ようへい君
ようへい君
ようへい君
ようへい君
っしゃっ
たなっち
たなっち
くそー
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
よしっ、2回戦
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
最初はグージャンケンポンッ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ようへい君
ようへい君
だいちぃ
だいちぃ
ともたか
ともたか
ようへい君
ようへい君
うわっ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
くそぉぉ
だいちぃ
だいちぃ
しゃっ
ともたか
ともたか
これは負けられない戦いですね笑
だいちぃ
だいちぃ
ぜってー負けねぇ
ともたか
ともたか
最初はグージャンケンポンッ
ともたか
ともたか
だいちぃ
だいちぃ
だいちぃ
だいちぃ
よっしゃゃゃゃっ
ともたか
ともたか
うわっ
ともたか
ともたか
くそぉぉぉぉ
ともたか
ともたか
えーいつもだいちくんばっか
ともたか
ともたか
いいなぁ
だいちぃ
だいちぃ
へっ
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
じゃあだいち君、あなたちゃんの看病よろしく
だいちぃ
だいちぃ
はーい
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
じゃみんな仕事に戻るぞー
たなっち
たなっち
はーい
ようへい君
ようへい君
だいち君ずるいなぁ
ようへい君
ようへい君
いいないいなぁ
たなっち
たなっち
ようへいさん心の声漏れてます
だいちぃ
だいちぃ
じゃあいってきまーす
ともたか
ともたか
行ってらっしゃーい
俺はあなたがHAPに置いていった合鍵を持ってあなたの家に向かった
ガチャ
あなたが寝てるかもしれないから俺は静かに中に入る
あなたは案の定ベットの中で眠りについていた
俺は暑そうなあなたの額に買ってきた冷えピタを貼り
一旦あなたが起きるまで待っていた
あなた

んっ

あなた

え、だいち?

だいちぃ
だいちぃ
お、あなた起きた?
あなた

なんでだいちがここにいるの?

だいちぃ
だいちぃ
看病してこいってはじめさんに言われたんだよ
あなた

そうなんだ

だいちぃ
だいちぃ
ご飯食べた?
あなた

食べてない

だいちぃ
だいちぃ
何か食べる?
あなた

お粥食べたい…

だいちぃ
だいちぃ
わかった
だいちぃ
だいちぃ
キッチン借りるよ?
あなた

うん

だいちぃ
だいちぃ
はい
だいちぃ
だいちぃ
お口に合わないかもだけど
だいちぃ
だいちぃ
どうぞ
あなた

ありがと

一生懸命ふーふーしてるあなたを見てニヤけそうになる顔を必死にとめる
あなた

ん!美味しい

だいちぃ
だいちぃ
よかったよかった
そういうとあなたはパクパク食べちゃってすぐにお皿の中は空になった
あなた

ご馳走様でした

だいちぃ
だいちぃ
食欲はあるみたいでよかった
だいちぃ
だいちぃ
安心したよ
あなた

ごめんね

あなた

だいちにもみんなにも迷惑かけちゃって

だいちぃ
だいちぃ
いいんだよ
だいちぃ
だいちぃ
こういう時こそ頼ってもらわなくちゃ
あなた

助かったよ

あなた

おかげで治りそう

だいちぃ
だいちぃ
はやく元気になってよね
あなた

うん

だいちぃ
だいちぃ
じゃあ薬飲んだら寝なよ
あなた

はーい

だいちぃ
だいちぃ
じゃあ俺食器片付けてくる
あなた

ありがと

俺は食器を片付けたあとあなたの様子を見に行った
気持ちよさそうにすぅすぅ寝ている
そんな表情を見て俺は歯止めが効かなくなり
.
あなたの頬にキスをした
その後、なんだか急に居心地が悪くなって
夜ご飯とあなた宛の置き手紙だけ置いてHAPに戻った

プリ小説オーディオドラマ