第49話

君からの返事。 3
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2022/02/06 07:18
はるひと
いたた...
??
大丈夫ですか?
はるひと
あ、すみま...
はるひと
えっ?
聞き覚えのある声と見覚えのある服。
ゆっくり顔を上げた。声が出なくなった。
はるひと
ツ...!?
達也
...??
見覚えしかないその人は俺を不思議そうに見ている。
達也
あの〜...大丈夫ですか?
はるひと
あ、、、、、は、はい...
達也
...?なにか...
はるひと
え、えっと...!あなた...ツ!!
立ち上がろうとすると頭が痛い。
当たり所でも悪かったのだろうか。
目の前に大好きな人がいるのにフラフラする。
はるひと
うぅ...
達也
だだだ大丈夫ですか!?
達也
ちょ...!無理しないでください!
近い近い近い近い近い近い!!!!
はるひと
うぅ...いたい...
達也
う、うーん...あ、家近いですか?
はるひと
え...ぇ?は、、はい...
達也
あ、道教えてくれたら送っていきますよ
はるひと
え...でも...友だ...
太我
ハルー!
太我
もう、遅いと思ったら...って...
達也
あ、こんにちは
太我
え、もしかしてですけど達也さんですか?
達也
えなんで知って...
太我
こいつ大ファンですよ
太我
毎日見てて叫んでますよw
達也
そ、そうなんですか?
太我
はいw
太我
あの...俺急用入ったんですけど
太我
ハルを送ってくの無理らしくて...
達也
あ、この子の家場所わかる?
太我
え?あ、はい
達也
じゃあ俺が送っていくわ
太我
いいんですか!?
太我
ありがとうございます!
太我
ほら、ハル立てる?
はるひと
んぅ...?
次目覚めた時は車の中だった。
はるひと
んっ...
達也
あ、大丈夫??
はるひと
えっ、ここは...
達也
俺の車だけど
頭も痛くなくなり正気を取り戻した。
ルームミラーから見えるその人の顔は
明らかに達也さんだった。
はるひと
えほんとに達也さんですよね
達也
あははw何回も言ってるじゃんw
はるひと
ええぇえぇ!?
はるひと
ずっと見てます!毎日!!
達也
あははw知ってるよ、ありがとね
目の前で推しが笑った。
はるひと
あぁ...命日かも...
達也
えぇ!?w
はるひと
あははw
達也
はい、ここまででいい?
はるひと
ありがとうございます
達也
今日楽しかったなw
達也
ファンと会うと思ってなかったしw
はるひと
俺も会えると思ってなかっですw
達也
あははw
はるひと
ほんとにありがとうございました
達也
ううん。また見てくれると嬉しいな
達也
また会えるといいね
はるひと
ツ...!はい!絶対!
はるひと
ライブとかでも...!
達也
うーん。俺はライブ以外でも会いたいけどな?
はるひと
へ...//////
達也
あははw顔真っ赤w
達也
じゃあね、おやすみ
はるひと
は、はい.........
手を振ってからその背中が目から離せなかった。

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