- 教室 -
どっちにしろキヨ先生はやだ 。
絶対 。
まぁ 、少女漫画とかならなるんだろうね 。
良かった 、少女漫画の世界線じゃなくて 。
… は ?
女子達『 きゃああああ ! ! 』
女子『 まさかキヨ先生になるなんて 、! 』
女子『 もうこれは勝ち組でしかないでしょ 、 』
女子『 顔面国宝が目の前に … ! ! 』
うるせぇよ
これが俗に言う黄色い歓声ってやつか 。
てかそれよりも髪切りたい 。
… あ ! !
私天才かもしんない ! !
ボーイッシュ女子になればキヨ先生もまとわりつかないんじゃ ? !
丁度ボーイッシュにしたかったし ! ! !
うわ 、天才すぎる
あぁ 、日直ね 。
書類運ぶの手伝わせたりするんかな
今日日直の子どんまい 。
… はい ?
聞き間違えかな ?
聞き間違えだよね ?
私な訳ないもんね ?
…… 私じゃん
なんでこんな日に限って ! ! ! !
女子『 いいなぁ 』
女子『 でも あなた ちゃん普通に優しいしリーダー感あるし結構好きなんだよね 。憎みにくい 。』
女子『 分かる 』
- 休み時間 -
やだなぁ 、
てかむっちゃ満足そうじゃん先生
𝙉𝙀𝙓𝙏 ⥥
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。