前の話
一覧へ
次の話

第1話

長かった俺の想い(Prolog)
3,235
2020/08/18 10:51




彼女と出会ったのは3年ぐらい前の夏








穴場の海水浴場で





SixTONESの6人で撮影してる時だった_









彼女は 人があまりいない海水浴場の



オシャレな"海の家"で働いていた









こんがり日焼けした肌 だけど



透明感があって 可愛らしい笑顔が印象的で



明るい彼女はスっと俺たちの隙間へと入ってきた








俺は 彼女の笑顔が忘れられなくて





気付けば 毎日のように海水浴場へと足を運んでた













SixTONESの皆や、後輩、地元の仲間たちも





彼女の魅力に気づいていて









他の奴らに取られたくないと思った俺は





彼女に必死にアピールした






一目惚れだったのかな...俺、、










夏も終わりに近づいた頃






俺は、やっと彼女の連絡先をGETできて浮かれてた









その後 何度かメールのやり取りをしたけど






パタリと彼女からの連絡が途絶えた












また 次の夏会えるよな...。 なんて




そう思っていた時__











彼女からの一通のメールに絶望したんだ....









"父親が亡くなって 海の家を閉めることになった" って










俺は 彼女をうまく慰めることも出来ずに





次の夏を迎えた。。。










正直 もう会えないと思った....









そして 再び その海水浴場で撮影があった







彼女がいない海に未練はない...




仕事のために行くだけだ











そう思っていた時だった__






1年ぶりにやってきた海水浴場には





彼女がいる あのオシャレな"海の家"が建っていたんだ











__海の家 閉めるって言ってなかったっけ..?









恐る恐る 海の家を覗けば






愛おしい彼女が笑顔で迎えてくれた...












両親が大好きだった 海の家を潰せないって





涙ながらに語ってくれた彼女を





俺は、もっと好きになった__














俺の彼女への気持ちとか




SixTONESのデビューのこととか




色々なことを彼女に話した








付き合おう と言えば、うまくあしらわれて




俺たちの応援をすると言ってくれた









それでも俺は 彼女への想いを止められなくて



少しでも気を惹きたくて





派手な奴らとつるんだり



好きでもない女と付き合って



必死にアピールしたりして...







色んなことをしてみたけど 空回りするばっかり










もう 俺の気持ちは彼女に届かないと




諦めかけたとき...






地元のダチから 彼女の気持ちを聞いた











『好きだから、応援しなくちゃいけない..』



『これから頑張ろうという時に迷惑をかけられない』



『忘れられない夏の思い出をありがとう』



『陰からずっと見守ってます』











その想いを聞いて





胸が張り裂けそうになった....










たしかに 俺の中の葛藤..




SixTONESに対しての思い...




沢山悩んだけど







どうしても 彼女への想いが強すぎて





諦められなかったんだ....









メンバーにはわかってもらえて




彼女に会いに行った














__そして、めでたく恋人になったわけだ







これが、 俺と彼女との出会い✨









俺は今まで 相手から告白されて 付き合って



相手の思いが強くて 結局うまくいかなくて別れて..





そんなことの繰り返しだったけど 今は違う







両親が亡くなって 一人っ子だった彼女は




残されたオートロックのマンションに住んでいた










俺は彼女と少しでも会いたくて




近くにいたくて





彼女の住んでいるマンションへと引越した







一人暮らしをしたのも彼女のそばに居たかったから...












これからは どんなに仕事が忙しくても会える








大好きな彼女とのラブラブな日々があるから




どんなに辛いことがあっても頑張ろう!って思えるんだ..









樹
俺とあなたの甘々でラブラブな日常を
手帳の過去のページを振り返るように
覗いてみてくれたら嬉しいな💙

きっとドキドキ、キュンキュン
とまらなくなるはず!


そして、少しでもドキドキしてくれたら
お気に入り、いいね♡もしてね✨

プリ小説オーディオドラマ