第18話

お前は俺が守る🦁 ①
1,464
2020/11/15 12:13
樹
あぁ~っ、マジ疲れたぁ~
最近 怒涛の仕事ラッシュで
あなたと生活スタイルがバラバラで
すれ違いの日々が続いてて全然会えてなかった
樹
あなたに会いてぇなぁ~
仕事のペースも落ち着いてきて
今日は19時に終わったから
久々 あなたの店に寄って一緒に帰ろう..なんて
考えながら チラッと店の中を覗いてみた
樹
え...
自宅マンションからそんなに遠くない
両親から受け継いだ小さなカフェ
あなたは ひとりで店主として頑張っている

店の外からこっそり中を覗くと
カウンターに 男性がひとり座っていて
二人で楽しそう?に話している姿が見えた
樹
誰だよアイツ...
俺はこんなにあなたに会いたいと思ってんのに..
他のやつに笑顔振りまいてさ...
結局店には寄らず そのまま帰宅した__



樹
...遅せぇな..
帰る前に必ず連絡をくれるあなた
閉店から1時間過ぎてんのに全然鳴らない

忘れてんのかなぁ...なんて思いつつ
ネットサーフィンしていると


ピコン


メールの音がして 慌てて開く
樹
え...なんだよこれ...


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『たすけ』


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
いつもとは違う 明らかにおかしい
あなたからのメッセージ
樹
これって..."助けて" ってことか?...
あなたの身に何がおきたんだ?

どうしようもないほどの胸騒ぎに
急いで家を飛び出した__

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(なまえ)
あなた
困ります。帰ってくださいっ💦
『少しぐらい いいんじゃない?
僕もずっと待ってたんだからさ~』
(なまえ)
あなた
いくらお客様でも、こういうのはちょっと..
何度か店に来てくれるお客さん
店を閉める直前フラっとやって来て

"この後ご飯行こう"

しつこいぐらいに誘われて
彼氏がいることを伝えてもわかってもらえない

店を閉める為 帰ってもらったけど
閉店後の作業が終わり外を出れば
その人は店の前で待ち伏せしていて...
『ほんとに少しだけでいいからさ?
ねっ!君が好きそうなワインもあるし!ほらほらっ』
(なまえ)
あなた
(気持ち悪い...)
やっ、💦 やだっ、離してっ💦
ニヤリと怪しげに微笑み
腕を掴まれ 強引に引っ張られる
(なまえ)
あなた
(...樹、..助けて....💦)
心の中で彼の名前を叫んだ ....その時__
樹
お前、俺の彼女に何してんの?
(なまえ)
あなた
っ、...!!
『は?お前誰だよっ』
樹
俺はこいつの彼氏!お前こそ誰だよっ
とりあえず その汚い手離してくんない?
『っ!!はぁ?』
樹が来てくれて安心したけれど
その男性は私の腕を掴んだまま離してくれなくて
(なまえ)
あなた
痛っ💦
樹
あなたっ!?

離せっつってんだろ、っ💢
ねぇ、お前 警察呼ばれたいの?
『っ!!!💦』
樹の圧力に押されたのか
ゆっくり腕を離してくれて..

私を引き寄せ後ろに立たせてくれる樹
樹
今度あなたに近づいたら
どうなるかわかってんだろうな?💢
『!! 僕はただ、一目惚れしただけで..💦』
樹
はぁ?ふざけんなっ
相手が嫌がることしといて
何が一目惚れだよっ💢
『少しだけでも話がしたくて...💦』
樹
とにかく、もう二度と
近づかないでくれる?それとも
このままストーカーとして警察行こうか?
『いやっ、ごめんなさいっ💦
すいませんでしたっ💦もう二度と近づきませんっ』
その男性は逃げるように去っていった...
(なまえ)
あなた
.....
樹
あなた...
(なまえ)
あなた
樹..ごめんね、...
樹
なんで謝るんだよ
あなたは何も悪くないだろ?
(なまえ)
あなた
....来てくれて、よかった...
樹
っ!あなた!?大丈夫か?
(なまえ)
あなた
ごめっ💦 ホッとしたら
身体の力抜けちゃった..大丈夫だよ
樹
とりあえず、家帰ろ
(なまえ)
あなた
うん...
樹に身体を支えてもらいながら
マンションへ帰った__









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