今回、あなたの任務は一人のようだ
まぁ傑が居るため実施二人な訳だが
場所はとある中学校、等級は1級と特級の様だった
あなたの初任務
だがその前に…
あなたは傑と同じような読めない笑みを見せていた
あなたは本来傑にしか興味が無いのだから当然と言えば当然だろうが
因みに落ちこぼれには全員反応したし、あなたは無反応だった
また、癖のある自己紹介の様な気もするが置いておこう
あなたら一行は任務へ向かった
傑から聞いた〝帳〟を張った
正直に言おう、傑とあなた以外の人は驚いていた
初めて新しく来た人が帳を張れるのも
貰うと言う発言も
あなたは雑魚を祓いながら歩いていた
ただ、面倒臭いのか途中で溜息をついていた
あなたが指を鳴らすと呪霊が出てきた
傑と同じ〝呪霊操術〟一見見れば普通だ
然し、あなたには傑が付いてる
詰まる所、傑が取り込んだ呪霊も出せる
ならばそれは強い呪霊も出ているだろう
本来の目的の特級と1級2体を残し他の雑魚呪霊は全員祓われた
そして残り三体
あなたは呪霊を黒い玉に変えた
「何をするんだ」そう恵が聞こうとするとあなたが徐に黒い3つの玉を1個ずつ飲み込んだ
割とチート気味なこの呪術
ただ、当然だが悟には効果がない。ただ祓われて終わりだ
そして、問題が味
一瞬だけ顔を顰めただけなので誰も気が付かなかったが呪霊の味は最悪。
吐き気がする程のモノをあなたと傑は取り込んでいるのだ
この会話も怪我の事を示しているようにも聞こえるが
二人にとって[大丈夫か]は味の話[具合は大丈夫か]や[味覚は大丈夫か]等の部類だ
因みに毎度この会話はしてるがあなたの[大丈夫だよ]は[味覚ははっきりしているし、いつも通り不味かったよ]と言う事
まぁ、二人にしか通じない訳だから他の者にはただの過保護に見える訳だが…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!