第4話

初の任務で術式披露
2,434
2021/03/31 11:35
五条 悟
五条 悟
さて、あなた
任務だ
今回、あなたの任務は一人のようだ
まぁ傑が居るため実施二人な訳だが
(なまえ)
あなた
任務
場所と等級は?
場所はとある中学校、等級は1級と特級の様だった
あなたの初任務
だがその前に…
(なまえ)
あなた
傑あの子ら誰?
夏油 傑
夏油 傑
特級被呪者  乙骨憂為
突然変異呪骸 パンダ
呪言師の末裔 狗巻棘
禪院家の落ちこぼれ 禪院真希
黒髪の子は知らないけど…
(なまえ)
あなた
そうか
よろしく頼むよ
あなたは傑と同じような読めない笑みを見せていた
あなたは本来傑にしか興味が無いのだから当然と言えば当然だろうが
因みに落ちこぼれには全員反応したし、あなたは無反応だった
(なまえ)
あなた
それじゃあ任務へ行こうか
五条 悟
五条 悟
ちょっと待って恵の名前聞かない?
(なまえ)
あなた
嗚呼、そうだったね
新入生かな?
五条 悟
五条 悟
そうそう!
ほら恵、自己紹介!
伏黒 恵
伏黒 恵
伏黒恵
また、癖のある自己紹介の様な気もするが置いておこう
あなたら一行は任務へ向かった
(なまえ)
あなた
えーっと
夏油 傑
夏油 傑
特級1体、1級2体、雑魚複数だね
(なまえ)
あなた
やっぱり?
なら特級と1級だけ貰うか
五条 悟
五条 悟
大丈夫そう?
(なまえ)
あなた
勿論さ
【闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え】
傑から聞いた〝帳〟を張った
正直に言おう、傑とあなた以外の人は驚いていた
初めて新しく来た人が帳を張れるのも
貰うと言う発言も
(なまえ)
あなた
行こうか
あなたは雑魚を祓いながら歩いていた
ただ、面倒臭いのか途中で溜息をついていた
(なまえ)
あなた
面倒だな…
まぁ、良いか
あなたが指を鳴らすと呪霊が出てきた
傑と同じ〝呪霊操術〟一見見れば普通だ
然し、あなたには傑が付いてる
詰まる所、傑が取り込んだ呪霊も出せる
ならばそれは強い呪霊も出ているだろう
乙骨 憂太
乙骨 憂太
瞬殺…
(なまえ)
あなた
祓うなよ
取り込むんだから
本来の目的の特級と1級2体を残し他の雑魚呪霊は全員祓われた
そして残り三体
あなたは呪霊を黒い玉に変えた
禪院 真希
禪院 真希
なんだ?
狗巻 棘
狗巻 棘
高菜
パンダ
パンダ
呪霊?
伏黒 恵
伏黒 恵
何を
「何をするんだ」そう恵が聞こうとするとあなたが徐に黒い3つの玉を1個ずつ飲み込んだ
(なまえ)
あなた
五条 悟
五条 悟
呪霊操術…
(なまえ)
あなた
そう、私の術式は呪霊操術
降伏させた呪霊を球体状にして取り込み自在に操るモノだ。
まぁ少し条件はあるが
上限は無いし1級以上は持っていればこちらが有利になる
ただそれだけだよ
割とチート気味なこの呪術
ただ、当然だが悟には効果がない。ただ祓われて終わりだ
そして、問題が味
一瞬だけ顔を顰めただけなので誰も気が付かなかったが呪霊の味は最悪。
吐き気がする程のモノをあなたと傑は取り込んでいるのだ
夏油 傑
夏油 傑
あなた、大丈夫かい?
(なまえ)
あなた
ああ、大丈夫だよ
この会話も怪我の事を示しているようにも聞こえるが
二人にとって[大丈夫か]は味の話[具合は大丈夫か]や[味覚は大丈夫か]等の部類だ
因みに毎度この会話はしてるがあなたの[大丈夫だよ]は[味覚ははっきりしているし、いつも通り不味かったよ]と言う事
まぁ、二人にしか通じない訳だから他の者にはただの過保護に見える訳だが…

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