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第77話

第57話 声が聞こえる
氷川
氷川
い…いやっ!ぼ、僕は…
ー鬼に利用されるー
それが怖いだけ…
氷川
氷川
(逃げてる…また逃げてる…)
…この状態をどうにかしなければ…
『ここから脱出する方法を考えなさい。』
氷川
氷川
(誰?…)
『貴方を手助けしましょう。あの鬼は…』
『柱だった私も逃した鬼です…』
氷川
氷川
(柱?鬼殺隊…)
『鬼は陽の光が苦手ですから…朝になったら少し動きましょう…』
氷川
氷川
(朝までどうすればいいの?)
『すいません…鬼の機嫌を損ねないように動いてください。』
そう言って声は途切れた…
鬼
やぁやぁ!揃えてきたよ?
鬼
さっすが童磨様…これ程あるとは…
氷川
氷川
(上弦の弐の話?どういう事だ?)
鬼
さぁ…お前は…あのお方のおもちゃになるんだよぉ?
鬼
これで私も下弦の鬼にっ!
氷川
氷川
…(無惨の玩具?僕が?)
鬼
さぁ…言われた通りに…
そう言って差し出したのは小さな小瓶…
鬼
さぁ!飲みな…
…鬼に利用される…
また頭によぎる…
氷川
氷川
(助けて…義勇さん…)
涙が出てくる…
鬼になる訳でも殺されるのでもない。なのに涙が出てくる。
氷川
氷川
(誰か、助けて…)
また意識を失った…