第3話

第三話
112
2020/08/22 01:45
大神黒狐
大神黒狐
なんなん…あの柱達……
牙王
牙王
お!黒狐じゃん!どうだったんだ!?なったんのか!
大神黒狐
大神黒狐
あ…牙王…うん狐柱になったよ…
牙王
牙王
…俺が柱になればお前の傍にいんのにな…(ボソッ)
大神黒狐
大神黒狐
ん?なんか言った?
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
居た!!大神少年!!待ってくれ!
遠くから大声で結構離れているのに黒狐と牙王はびっくりして振り向いて
大神黒狐
大神黒狐
…なんで来たの…?
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
いや…少し気になってな……赤い髪…何処か会ったことないか……?
牙王
牙王
……!(もしかして…此奴…過去…会ったことあるのか…!)
大神黒狐
大神黒狐
……この髪…で?何?
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
……(変わらないな…あの時から…)
大神黒狐
大神黒狐
……もういいかな…(あんまり話したくない…なんか…嫌だ…)
牙王
牙王
……悪ぃけど、そろそろ黒狐と俺帰るから、後近寄んな。黒狐の隣は俺だから。
そう強く警告する様に言って、その場から二人去り。その場にいたのは煉獄杏寿郎さんのみだった……
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
…………やはり…あの子は……父上が助けてあげた子だ…
不死川 実弥
不死川 実弥
……(やっぱ彼奴…胡兎と似てんとこあんな…)
不死川は、隠れるように木陰から聞いていて
暫くして、二人は、隠れ屋敷で過ごしていたようで。
大神黒狐
大神黒狐
……過去知る者は…牙王しか居ないはずなんだけど…なんで…知ってる…んだろ…
牙王
牙王
…多分お前は記憶はないだけかもな…胡兎の時……いや、なんでもねぇ…嫌なこと思いさせたな…
大神黒狐
大神黒狐
大丈夫…別に平気、って…何が私の隣だ。
阿呆、馬鹿お前と私性別的に考えろ。男同士だぞ!
阿呆なのか!?
牙王
牙王
…いや、あれ以外なかった…そもそもお前の隣は俺だけでいいだろ。第一…………____だからさ
大神黒狐
大神黒狐
なに?なんか言った?聞こえなかったよ?
牙王
牙王
……別に聞かなくてもいい言葉だったからいい。
大神黒狐
大神黒狐
あ、そう。
だったらいい。……(あの人…どうしても気になる…なんで知ってるんだろ…、)
牙王
牙王
……(絶対に隣は譲らない…どんな手でも使っても……)
ガシャンガシャン!
…外から何かしら物音がして
牙王
牙王
…誰か来たのか?
大神黒狐
大神黒狐
ん…?なに?誰?
牙王
牙王
俺が出る
大神黒狐
大神黒狐
あ、うん。任せた。
牙王は、玄関に向かい
牙王
牙王
誰だ?
不死川 実弥
不死川 実弥
…オレだァ。あの狐野郎に用があんだよ。
牙王
牙王
なんでこんな場所知ってんの?
でも悪ぃけど会わしてあげられない。
不死川 実弥
不死川 実弥
…チッ、まぁいい。まだ出直しするわ。
大神黒狐
大神黒狐
……遅い…誰…………あ…
不死川 実弥
不死川 実弥
…いんじゃねぇかよ。おいおめぇ、明日俺の屋敷に来いや。話があるからな。
大神黒狐
大神黒狐
……嫌だ。
不死川 実弥
不死川 実弥
あ"?来いよ!ぜってぇに来いよ!
大神黒狐
大神黒狐
…はぁ…わかったよ…話だけなら行くよ…
不死川 実弥
不死川 実弥
ふん…それだけだ、じゃぁな…
と不死川は、帰っていき
牙王
牙王
いいの?彼奴に会わない方が良くない?
良くない気がするけど……
大神黒狐
大神黒狐
大丈夫でしょ…1回殺意放したし。
牙王
牙王
それはそれで良くないから…まぁ大丈夫ならいいけど……
大神黒狐
大神黒狐
…うん。もう寝るね。
牙王
牙王
うん、おやすみ…
と2人は寝室に戻りそれぞれ眠り着いて

プリ小説オーディオドラマ