第5話

第五話
69
2020/08/24 04:23
なんでこうなったのかも謎のまま…不死川の屋敷に暮らすことになった黒狐
大神黒狐
大神黒狐
……何で今日から不死川の屋敷に住まないといけなくなったんだ?
不死川 実弥
不死川 実弥
…俺から言ったからよ。
お前とは離したくねぇから。
大神黒狐
大神黒狐
……?どいうことなん……
コンコン……どこからとも無く玄関からノックの音が聞こえて
不死川 実弥
不死川 実弥
んだよ。誰か来たんかぁ……
と言うと不死川は、その場から玄関に向かって
不死川 実弥
不死川 実弥
誰だぁ…
扉を開くとそこには……
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
……うむっ!俺だ!
不死川 実弥
不死川 実弥
なんだよ。なんで来たんだァ?
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
そこに、大神少年が居るのだろう!
不死川 実弥
不死川 実弥
ん……まぁ……居るっしゃいるんだけどよ
不死川 実弥
不死川 実弥
一緒に暮らす事にしたからなァ……
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
うむっ!そうか!
ならば、俺もこれから不死川の屋敷寄るようにしよう!
不死川 実弥
不死川 実弥
……いやなんでそうなるんだよ!お前は屋敷あんだろ!
そっちに帰れよ!
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
どうしてもだ!
不死川 実弥
不死川 実弥
……ったくしょうがねぇな…いいぞ…
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
うむっ!感謝する!じゃこれで失礼するぞ!
と言い残し、煉獄はその場から去り
不死川 実弥
不死川 実弥
んーめんどい事になったな。
大神黒狐
大神黒狐
なーにがめんどい事になったっつーの。馬鹿なんじゃないの……
不死川の背中からひょっこり声掛けて
不死川 実弥
不死川 実弥
うわっ!なんだよ。
まぁ。良いんじゃねぇか?
それにしたってお前相変わらず女みてぇなのな……
大神黒狐
大神黒狐
……なっ!ちゃんと男なんだからね!
私はちゃんと男なの!
お前とは違うからな!
不死川 実弥
不死川 実弥
相変わらずだな……けど俺もお前と違って男だ……
と言うと不死川は黒狐を壁にくっついて、壁ドン、逃げられないようにして
大神黒狐
大神黒狐
ちょ…近いって……な…なんだよ……?
黒狐は顔を真っ赤になりながらもどうにか逃げようとしていて
不死川 実弥
不死川 実弥
逃がさねぇ…つーか…もう離したくねぇんだよ……
まだ分かんねぇのか…?
と黒狐の顎をぐいっと寄せてキスしそうになり
大神黒狐
大神黒狐
…!(待って…!)
不死川 実弥
不死川 実弥
……
何も言わずに抵抗もできない黒狐は、キスされてしまいそのまま深いキスに……
大神黒狐
大神黒狐
…んっ…んん……
不死川 実弥
不死川 実弥
…(悪ぃな…もう二度と誰にも譲りたくねぇんだよ…)
ようやくキスから解放され黒狐は初めてで、その場から腰抜けてしまい膝から崩れ落ち。
大神黒狐
大神黒狐
ふぁ……な……なんな……の……はぁ……ふぅ…
不死川 実弥
不死川 実弥
…悪ぃな、責任は取るからよ……
と言うと黒狐を抱き上げて寝室に戻り
大神黒狐
大神黒狐
んえっ!?ちょ降ろし……!もう寝室!?
不死川 実弥
不死川 実弥
何考えてんだ……寝かすだけだぞ……
まぁ……明日から宜しくな?それと暫く考えとけ、俺と暮らすなら引退とかな?一緒にして貰うからな。
大神黒狐
大神黒狐
っ……それは……わかったよ!明日からちゃんと考えるし!もう寝る!馬鹿っ!
と……黒狐眠り落ち朝まで起きなかったのであった……

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